呉城久美:「まんぷく」“仲良し三人娘”の一人 ハナちゃんは「無償の愛をささげられる子」  

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NHKの連続テレビ小説「まんぷく」で池上ハナを演じている呉城久美さん (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」に、ヒロイン・福子(安藤さん)の親友で“仲良し3人娘”の一人、池上ハナ役で出演している呉城久美(くれしろ・くみ)さん。「ハナちゃんは、すごく育ちが良く、そこが演じてみて難しいです(笑い)。職業もしっかりと持っていて、当時にしたらすごく先進的な人だったと思います。育ちがいいからこその『真っすぐさ』も感じますね」と明かす呉城さんに、自らの役や撮影現場の様子を語ってもらった。

 呉城さんは1986年9月30日生まれ、大阪府出身、京都大学法学部卒の32歳。朝ドラは2016年度後期「べっぴんさん」、17年度前期「ひよっこ」に続き、今回が3度目となる。今年は、俳優の木村拓哉さん主演で8月に公開された映画「検察側の罪人」(原田眞人監督)、人気グループ「V6」の岡田准一さんの主演映画「来る」(中島哲也監督、12月7日公開)にも出演している。

 呉城さん演じる“ハナちゃん”は、福子の女学校時代からの親友。卒業後はタイピスト学校に通い、親友も福子と敏子(松井玲奈さん)と頻繁に会っては、互いの悩みを相談し合っている。屋台のラーメンが大好きで、福子に初めてラーメンを食べさせる。戦時中に泉大津の地主と結婚し、資金繰りに駆け回る福子の助けとなる……という役どころだ。

 呉城さんによるとハナちゃんは「無償の愛を友達にささげられる子」。「ハナちゃんは福ちゃんのことが『好き』やから喜んで支える。塩作りの際に必要なお金を貸すときも『全然いいよ。貸してあげるよ』っていう無償の愛情があるんです。私自身、友達にそうしてあげられるかな、と考えたんですけれど、できないなって思いました」と印象を語る。

 その一方で、「ハナちゃんと私は、結構ざっくばらんに人と付き合うところは似ているかもしれません」と話す呉城さん。「仲良し3人でラーメン食べるシーンでも『福ちゃんは一番、貧乏だから』とさらっと言うんです。でも全然嫌みはないし、それを普通に言える関係性を友達と築けているのはいいことですよね。私も仲のいい友達ならもうズバッと言っちゃったほうが付き合いやすいと思っている節があるので、そこがちょっと似てると思います」と役との共通点を挙げる。
 
 撮影現場では、初めに安藤さんから「仲良くしましょうね」と声をかけてもらったのが「すごくうれしかった」という呉城さん。「サクラさん、松井さんとは年齢が近いこともあって、ロケ先のホテルの部屋に3人で集まってごはんを一緒に食べながら、ワイワイと学生時代の話で盛り上がりました。今度、学生時代の写真を見せ合う約束をしたので、家で一生懸命写真を探しているところです」と笑顔で明かす。

 ドラマについては「きっと視聴者の皆さんも福ちゃんを応援したくなると思うし、福ちゃんだけじゃなく、出てくるキャラクター、どの人も憎めない作品になっています」と自信をのぞかせる。「もちろん飽きさせない展開もあって面白いのですが、この人たちがいる世界を見ているだけでも楽しいと思います。福ちゃんには子供みたいに見ているだけで胸がいっぱいになるような可愛さがあります。福ちゃんがピンチの時はハナちゃんが絶対助けるので、皆さん安心してください!」と視聴者に呼びかけていた。

 「まんぷく」は、99作目の朝ドラで大阪放送局制作としては42作目。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマ。NHK総合で毎週月~土曜午前8時ほかで放送。

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