滝藤賢一:「仮面ライダー」新作映画で新イマジン「フータロス」の声に 初出演に「熱い想いが胸に込み上げました」

新イマジン「フータロス」(右)の声を務める滝藤賢一さん 「ジオウ&ビルド」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
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新イマジン「フータロス」(右)の声を務める滝藤賢一さん 「ジオウ&ビルド」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

 俳優の滝藤賢一さんが、平成最後の仮面ライダー劇場版となる「平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」(12月22日公開)で、映画オリジナルの新イマジン「フータロス」の声を担当することが9日、明らかになった。滝藤さんは「オファーをお聞きした時に、『俳優人生22年。ついに私も仮面ライダーに!』と熱い想いが胸に込み上げました」と喜びのコメントを寄せている。

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 「仮面ライダー電王」(2007~08年)で登場したイマジンは、未来からやってきた人類の精神体で、とりついた人間のイメージによって怪人としての肉体を得た姿。敵だけでなく、「モモタロス」をはじめとした味方のイマジンも存在し、その個性豊かなキャラクターとともに、モモタロス役の関俊彦さんをはじめとした豪華声優陣が声を担当していたことから人気に。今回、新イマジン「フータロス」のビジュアルが解禁された際にも誰が声を担当するのか話題を呼んでいた。

 同作は「仮面ライダー」シリーズ45周年の記念作として16年に公開された「仮面ライダー平成ジェネレーションズ」シリーズの最新作。 

 ◇滝藤賢一さんのコメント

 オファーをお聞きした時に、「俳優人生22年。ついに私も仮面ライダーに!」と熱い想いが胸に込み上げました。仮面ライダーの思い出としては、「仮面ライダーゴースト」のショーを家族で見に行った時、悪者が客席から出てきて、まだ幼稚園前だった子供がビビッて、おじいちゃんの膝の上でおしっこを漏らしたことです(笑い)。アフレコの中で戦うシーンは、とても難しかったですが、実際に戦われたスーツアクターの方にいろいろアドバイスをしていただきながら臨みました。

 ◇大森敬仁プロデューサーのコメント

 カメレオンより多くのカラーに変色できる滝藤賢一さんを、「仮面ライダー」シリーズはずっと狙ってました。一癖も二癖もあるキャラクターを演じきる魅力は、二面性を持つことが多い同シリーズのキャラクターにはきっと合うはずだからです。

 今回、「もしかして滝藤さんってデビュー20周年で20作記念の映画と相性抜群なんじゃ!?」と、下心丸出しでオファーさせていただいたところ、ナンと全然違っていたのですが、ナンとナンとご快諾いただきました。「おもしろそうだから」というシンプルな理由をうかがった時は、自分の下心を恥ずかしく思いましたが、でも、この理由って演じていただく電王の怪人・イマジンたちの行動原理と一緒なんです! 何より”楽しむ”ことをアフレコルームでも表現してくださった滝藤さんのイマジン・フータロス、必見&必聴です。 

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