銀牙 -流れ星 銀-:「ジャンプ」の“犬マンガ”がまさかの舞台化

舞台化される「銀牙 -流れ星 銀-」のイラスト(C)高橋よしひろ/集英社
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舞台化される「銀牙 -流れ星 銀-」のイラスト(C)高橋よしひろ/集英社

 1983~87年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された高橋よしひろさんのマンガ「銀牙 -流れ星 銀-」が舞台化され、2019年夏に上演されることが21日、明らかになった。犬が言葉を交わすという斬新な設定が話題になったマンガで、舞台は、劇団鹿殺しの丸尾丸一郎さんが脚本、演出を手がける。

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 同作は、熊と戦う運命を背負った熊犬の銀が、全国から集結した犬たちと力を合わせて熊を倒す……というストーリー。テレビアニメ化もされ、人気を集めた。新作「銀牙 THE LAST WARS」が「週刊漫画ゴラク」(日本文芸社)で連載中。

 ◇原作者の高橋よしひろさんのコメント

 銀牙は今からおよそ35年前に、週刊少年ジャンプで4年ほど連載されたマンガです。私にとって銀牙は、自分のマンガ家生命を今にまで永らえさせてくれた、とても親孝行な作品です。銀牙の連載が終わってからも、私はいろいろなジャンルのマンガに挑戦してみましたが、どれも今一つ読者の反応を得られませんでした。そして読者から来る手紙には「先生はどうして動物マンガを描かないの」という手紙ばかり。ならばということで銀牙の続編を始めたのです(銀牙の連載が終わってから15年たっていました)。それが熱狂的ファンに支えられ今に至っているわけなのです。そして今回、ネルケプランニング様のお力で舞台化となりました。私にとっては他のどの作品よりマンガ家として生きていく上で、支えられた作品です。皆様にぜひ、銀牙のテーマでもある愛と勇気を舞台で感じていただければ幸いです。

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