南沙良:16歳の新進女優が主演でドラマデビュー ポッキーCMでも話題

2019年1月4日放送のフジテレビのドラマ「ココア」に出演する南沙良さん (C)フジテレビ
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2019年1月4日放送のフジテレビのドラマ「ココア」に出演する南沙良さん (C)フジテレビ

 江崎グリコ「ポッキー」のCMで宮沢りえさんの娘を演じ、話題の南沙良さん(16)が、2019年1月4日に放送されるドラマ「ココア」(フジテレビ)で主演を務めることが3日、分かった。同作は「第30回フジテレビヤングシナリオ大賞」の大賞受賞作のドラマ化。南さんは主人公の一人となる16歳の高校生・黒崎灯(くろさき・あかり)役で、ドラマデビューを飾る。

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 南さんは2002年6月11日生まれ、神奈川県出身の16歳。昨年公開の映画「幼な子われらに生まれ」(三島有紀子監督)で鮮烈な女優デビューを飾ると、今年は初主演映画「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」(湯浅弘章監督)で第43回報知映画賞・新人賞を受賞。ティーン向けファッション誌「nicola(ニコラ)」(新潮社)の専属モデルとしても活躍している期待の新進女優だ。

 「ココア」は、何のつながりもなく、全く別の場所で日々生活を送っている3人の女子高校生を主人公としたオムニバスストーリー。脚本は史上最年少の14歳で、「フジテレビヤングシナリオ大賞」の大賞を受賞した鈴木すみれさんが執筆。南さんのほか、出口夏希さん、永瀬莉子さんらも出演する。

 南さん演じる灯は、渋谷のハチ公前で出会った売れないギタリストの雄介と言葉を交わすようになり、“友人”の話として、自身の複雑な家庭環境、そして学校でいじめを受けて孤立していることを打ち明ける……という役どころ。

 南さんは「灯ちゃんという女の子が自分の中で直前までピントが合っていなかったので、灯ちゃんのことについてずっと考えていました」といい、「リハーサルを何度も重ねて、監督ともお話をしたんですが、可愛らしくてちょっと小悪魔の灯ちゃんという女の子が私とかけ離れているので、どうやってお芝居をすればいいのか探していました」と明かす。

 さらに「灯ちゃんは強がって、自分の中にある芯の部分を隠してしまう女の子なんですが、そこは分かるなって思いました。脚本を中学2年生の鈴木すみれさんが書いたと聞いてびっくりしました! すてきなお話だなと思いながらお芝居をしていました」と振り返っていた。

 ドラマは19年1月4日午後11時半~深夜0時40分に放送される。

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