特撮ドラマ「仮面ライダービルド」などで知られる俳優の犬飼貴丈さんが、広瀬すずさん主演の2019年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」に出演することが7日、分かった。犬飼さんは今回が朝ドラ初出演。吉沢亮さん扮(ふん)する青年画家・山田天陽(てんよう)の兄の陽平を演じる。吉沢さんもかつて「仮面ライダーフォーゼ」で「仮面ライダーメテオ」を演じており、“夢のライダー共演”となる。
ウナギノボリ
ついにクライマックス!「不適切にもほどがある!」
陽平は、なつ(広瀬さん)に絵を描くことを教えてくれた天陽(吉沢さん)の兄。陽平自身も絵画の才能に恵まれ、貧しい農家の長男でありながらも奨学金を得て芸術大学で学ぶ。兄を探しに東京に出てきたなつに「漫画映画」の世界を紹介する。
犬飼さんは「東京編から出演させていただくのですが、ひたむきに前を向いて生きて、たまに立ち止まる広瀬すずさん演じるなっちゃんの背中を押してあげられるような、そんな陽平を演じられればなと思います。よろしくお願いします」と話している。
「なつぞら」は、記念すべき100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の父・泰樹から、開拓者精神とともに人生で大切なことを学んでいく。
高校卒業後は上京して、当時、「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽から、手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリーが展開する。2019年4~9月に放送。全156回を予定。
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