演劇ユニット「TEAM NACS(チームナックス)」の戸次重幸さんが8日、EX THEATER ROPPONGI(東京都港区)で行われた、自身が作・演出を手がけ出演もする舞台「TEAM NACS SOLO PROJECT 戸次重幸『MONSTER MATES』」のゲネプロ前の会見に、共演の本郷奏多さん、「劇団EXILE」の青柳翔さん、前野朋哉さん、吉沢悠さんと登場。戸次さんはキャスティングの決め手を「誤解を恐れずに言うなら“笑顔が信用できない”4人だった」と切り出すと、共演の4人は皆不満そうな表情を浮かべていた。
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4人の反応を見た戸次さんは、「皆さんの作品を視聴者として見ていて、本当に笑いたくて笑っているのかなと。もちろん人柄ではなく演技に腹黒さを感じていた。役者としての“いい闇”という部分が、お声をかけさせていただいた要因」と“弁解”。それでもどこか納得のいかないような様子の4人を前に、「この話はキャストの中で何度もしたので、(自分は)納得済みだと思っている。青柳君とかは笑いながら目が泳いでいる時があるけど、そういったところにすごく魅力を感じている」と改めて意図を説明していた。
舞台の内容にちなみ、「もし不老不死になったら」という質問もあり、前野さんは「危険なお仕事をやってみたい。頑張ってNASAとかで働きたい」、青柳さんは「なるべく巨額の富を築けるように工夫したい」、本郷さんは「ライオンを倒したい。ちょっとずつ(ダメージを)蓄積させながら、こっちは何度もよみがえりながら倒していきたい」、吉沢さんは「象を倒したい」とそれぞれ回答。
そんな中、戸次さんは、「マスコミの皆さんのお力を借りて、一生エンタメで食っていくと思います。サーカスとかに行けば、どんなショーでもできるわけですから絶対に盛り上がること間違いなしじゃないですか」と力強く語るも、「また生き返るんでしょうって飽きられちゃうのでは」と前野さんに指摘されると、「じゃあ、国を変えてやりますか」と言って笑わせていた。
「MONSTER MATES」は、戸次さんの「TEAM NACS SOLO PROJECT」の第4弾で、ワンシチュエーションの5人芝居のサスペンスコメディー。同所で8~13日まで、福岡国際会議場メインホール(福岡市博多区)で16、17日、道新ホール(札幌市中央区)で22~24日、森ノ宮ピロティホール(大阪市中央区)で3月1~3日に上演される。