シド・ミード展:日本で34年ぶり個展 ブレードランナー、∀ガンダム、ヤマトも

シド・ミードさん原画展「シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019」のビジュアル
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シド・ミードさん原画展「シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019」のビジュアル

 映画「ブレードランナー」やアニメ「∀(ターンエー)ガンダム」などへの参加で知られる産業デザイナー、シド・ミードさんの原画約150点を展示する「シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019」が、4月27日~5月19日、アーツ千代田3331(東京都千代田区)で開催される。日本での個展は3回目で約34年ぶり。

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 展示作品は前記2作のほか「エイリアン2」「YAMATO 2520」など。当日券は一般が2000円、大学生・専門学校生以下が1000円で、小学生以下は無料。

 ◇シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019 実行委員長 植田益朗さん(スカイフォール)のコメント

 20年前の1999年に、シド・ミード氏と共に新しいガンダムワールドを切り開くべく挑戦した「ターンエーガンダム」はその後のガンダムワールドに多大な影響を与えました。 多くのクリエーターに影響を与えているミード氏の功績、実績はいまさら説明する必要はないでしょう。 その仕事や作品は、 あまりにも鮮烈で、温かで、 シャープで、ポジティブで、繊細なデザインとコンセプトアートゆえ、脳裏に刻み込まれたその存在感は輝きを失うことなく、 多くの人たちの血肉となり受け継がれております。

 しかし、その功績の証しである 画集、作品が今では手に入らない状況を知り、またその本物も日本のファンの前から遠ざかって34年。今こそ文字通り「本物」を見せるべきとの提案に、 二つ返事で同意をしてくれたミード氏に心より感謝をしております。ミード氏の作品を日本にご紹介できる大役に身が引き締まる思いと、栄誉あるそのミッションを大変光栄に思っております。失われた未来を取り戻すべく、シド・ミード氏の魂に向き合う、 その貴重な体験をすべてのフューチャリストへお届けしたいと願っております。

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