キャロル&チューズデイ:渡辺信一郎監督の新作テレビアニメは「自信作」 ド直球で勝負 

アニメ「キャロル&チューズデイ」の会見の様子(C)ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会
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アニメ「キャロル&チューズデイ」の会見の様子(C)ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会

 「カウボーイビバップ」などの渡辺信一郎監督が手がけるオリジナルアニメ「キャロル&チューズデイ」の会見が21日、東京都内で開催され、渡辺監督が登場した。渡辺監督は同作について「これまでは少し斜めからの作品も多かったのですが、いつまでも変化球でなくて、ド直球で勝負したかった」と明かし、「めったにこんなことを言わないのですが、自信作です」と言い切った。

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 「キャロル&チューズデイ」は音楽がテーマのアニメで、渡辺監督は「2人の女の子がミュージシャンを目指して頑張る話。デビューするまでが第1部。第2部はデビューしてから壁にぶつかりながら成長していく。一人の孤高の天才ではなく、2人が合わさることで、思いもしないことができる共同制作の面白さを描いている。女の子を主人公にした作品は初めて。新しいものをやっていきたい。やったことがない作品ということでチャレンジしてみました」と説明。

 「アニメ監督ではあるのですが、音楽が好き」という渡辺監督は「音楽が好きすぎて難しいところもある。納得できるものにしないといけないので、ハードルが高くて、これまでなかなか作らなかった。これだったら納得できる」と自信を見せた。

 アニメは、人類が火星に移り住んでから50年になろうとしており、多くのカルチャーがAI によって作られた世界が舞台。首都アルバシティで働きながらミュージシャンを目指すキャロルと、地方都市ハーシェルシティの裕福な家に生まれ、ミュージシャンになりたいと思っていたチューズデイが出会う……というストーリー。マンガ「ツルモク独身寮」などで知られる窪之内英策さんがキャラクター原案を手がけ、ボンズが制作する。フジテレビの深夜アニメ枠「+Ultra(プラスウルトラ)」で4月から放送される。

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