Thunderbolt Fantasy:西川貴教演じる浪巫謠が主人公の新作 虚淵玄が総監修の人形劇

「Thunderbolt Fantasy」に登場する浪巫謠のビジュアル(C)2016-2019 Thunderbolt Fantasy Project
1 / 3
「Thunderbolt Fantasy」に登場する浪巫謠のビジュアル(C)2016-2019 Thunderbolt Fantasy Project

 アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」「Fate/Zero」などで知られる「ニトロプラス」の虚淵玄(うろぶち・げん)さんが原案、脚本、総監修を務めた人形劇「Thunderbolt Fantasy(サンダーボルト・ファンタジー)」の新作「Thunderbolt Fantasy 西幽ゲン歌」が、2019年に制作されることが22日、明らかになった。テレビシリーズ第2期にも登場し、西川貴教さんが声優を務めた浪巫謠(ろうふよう)が主人公で、過去が描かれる。

ウナギノボリ

 「サンダーボルト・ファンタジー」は、虚淵さんが台湾で人気の人形劇・布袋劇(ほていげき)の映像にほれ込み、制作した霹靂社とコラボした日台合同企画。第1期が2016年7~9月、第2期が18年10~12月に放送された。第3期の制作も発表されている。

 ◇西川貴教さんのコメント

 この度、「Thunderbolt Fantasy 西幽ゲン歌」で主演の浪巫謠を演じさせていただきます、西川貴教です。主題歌に始まり、テレビシリーズでは声優としても出演させていただいておりましたが、よもや主演をいただけるなんて本当に夢のようです。虚淵さんをはじめ関係者の皆様に心より御礼申し上げます。昨年から西川貴教として音楽活動も新章に突入し、挑戦し続けることの大切さをうたってきただけに、いくつになっても歩みを止めなければ、必ず目指す場所にたどり着くことができると、これからも自らをもって証明し続けていきたいと思います。

 ◇虚淵玄さんのコメント

 サンダーボルトファンタジープロジェクトもシリーズを重ね、2度目の外伝映像化のチャンスをいただきました。「Thunderbolt Fantasy 生死一劍」で試みた、各シーズンの間の点と点とを結ぶ「線」としての物語、という試みが上首尾にいけたので、今度は舞台を西幽へと移し、時間も10年余りをさかのぼって、とある人物の起源と成長を描く青春期のストーリーを構想しました。そこで浪巫謠です。西川貴教さんに声の出演をお願いした新ヒーローの、ロックと布袋劇アクションの激しく華麗なコラボレーションをさらに突き詰めた映像作品として本作は構築されています。あの寡黙にして苛烈なる正義の魂がいかにして育まれたのか、ぜひ見届けていただければ幸いです。

※注:「Thunderbolt Fantasy 西幽ゲン歌」の「ゲン」は、たまへんに玄。

写真を見る全 3 枚

アニメ 最新記事