仲間由紀恵:映画版の“大奥総取締”が「大奥 最終章」ナレーター担当 「独特の雰囲気」

25日に放送されるスペシャルドラマ「フジテレビ開局60周年特別企画『大奥 最終章』」のナレーションを担当する仲間由紀恵さん(C)フジテレビ
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25日に放送されるスペシャルドラマ「フジテレビ開局60周年特別企画『大奥 最終章』」のナレーションを担当する仲間由紀恵さん(C)フジテレビ

 女優の仲間由紀恵さんが、25日に放送される木村文乃さん主演のスペシャルドラマ「フジテレビ開局60周年特別企画『大奥 最終章』」のナレーションを担当することが24日、分かった。仲間さんは2006年に公開された映画「大奥」で主人公の大奥総取締・絵島を演じた。同シリーズのナレーションは、03年放送の連続ドラマでは池脇千鶴さん、06年に放送された単発ドラマでは主演の深田恭子さんが担当するなど、ドラマに出演しているキャストが務めるのが通例だったが、今回は「大奥 最終章」に出演していない仲間さんが担当することになった。

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 仲間さんは「ナレーションのお仕事は、これまでにもドキュメンタリー番組などで担当させていただいたことがありましたが、ドラマのナレーションはほとんどやったことがありませんので独特の雰囲気でした」と振り返り、「例えば、ドラマの冒頭は華やかな感じでスタートするということでしたので、ナレーションではこれから物語を楽しみに見ていただけるような声のトーンや読み方を心がけました」と語っている。

 また、出演した映画「大奥」について「当時を振り返ると、これまでに経験したことのなかった着物の所作などに緊張していたことを思い出します」と話し、「過去に、私が出演させていただいた映画の中でも、映画『大奥』は一番華やかな作品だと思います」とコメント。

 「大奥 最終章」の見どころについては「初めての方にとっては時代劇という概念をいい意味で壊してくれるものになっていますし、これまでご覧いただいた方には懐かしい『大奥』の世界観を思い出していただけると思います。今回、“最終章”ということで、さらにパワーアップした『大奥』の世界が見られると思いますので、ぜひ楽しんでいただけたら」とアピールしている。

 フジテレビが制作した「大奥」シリーズは、03年6月に連続ドラマ「大奥」を放送して以降、3本の連続ドラマ、6本の単発ドラマを放送。06年12月には映画が公開され、07年には舞台も上演された。

 「大奥 最終章」は、幕府財政の再建を目的とした「享保の改革」を行い、「暴れん坊将軍」としても有名な徳川吉宗の時代が舞台。徳川家の基盤を立て直した吉宗(大沢たかおさん)のことを陰ながら支え続けた久免(くめ、木村さん)の半生を描く。25日午後8時~同10時54分に放送。

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