今週シネマ:29、30日公開の映画 「ダンボ」「クロガラス2」「レゴ ムービー2」…話題作が続々

映画「ダンボ」の一場面 (C)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
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映画「ダンボ」の一場面 (C)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved

 今週公開される映画の注目作をピックアップする「今週シネマ」。29日には、ディズニーの名作アニメーション「ダンボ」(1941年)を実写化した「ダンボ」(ティム・バートン監督)、デンマークのブロック玩具「レゴ」の世界観を描く映画「レゴ ムービー2」(マイク・ミッチェル監督)が公開。30日には、ミュージカル「刀剣乱舞」などの崎山つばささんや舞台「弱虫ペダル」などの植田圭輔さんら2.5次元俳優が出演する「クロガラス2」(小南敏也監督)が公開される。

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 「ダンボ」は、メディチ(ダニー・デビートさん)率いるサーカス団に、元看板スターのホルト(コリン・ファレルさん)が戦争から戻ってくる。ホルトが任されたのは、出産間近の象ジャンボの世話係。やがて生まれた待望の子象は大き過ぎる耳のせいでみんなを失望させてしまう。しょんぼりする子象をホルトの子供たち(ニコ・パーカーさん、フィンリー・ホビンズさん)が元気付けていると、子象が鳥の羽根を吸い込み、くしゃみをした拍子に体が浮き上がり……というストーリー。日本語吹き替え版では、ホルトの声を俳優の西島秀俊さんが担当する。

 「アリス・イン・ワンダーランド」(2010年)などの作品で知られるバートン監督が、アニメ版への敬意を表しつつオリジナルの展開を加え、老若男女が楽しめる作品に仕上げている。ホルトとその子供たちの家族再生の物語としても、ダンボを利用して金儲けを企む大興行師バンデバー(マイケル・キートンさん)との対決ものとしても、ジャンボ救出に挑むダンボの成長物語としても楽しめる。ダンボと命名される経緯も描かれている。

 「クロガラス2」は、9日公開の「エピソード1」の続編。新宿歌舞伎町を舞台に解決屋「クロガラス」たちの姿が描かれる。崎山さんや植田さん、最上もがさんら「クロガラス」メンバーたちが引き続き出演し、依頼人として「SUPER☆GiRLS」元メンバーの浅川梨奈さんが登場する。

 浅川さん演じる援助交際グループ「JKC」リーダー千鶴は、美音(栗林藍希さん)と共に、1000万円以上の大金を持って金さえ払えばどんな依頼も引き受けるクロガラスの事務所を訪れる。千鶴らは街のチンピラに脅され、みかじめ料を要求されていたのだった。あきれながらも千鶴の依頼を引き受け、チンピラの調査を始めた黒斗(崎山さん)や悠哉(植田さん)、日菜(最上さん)ら。だが、事件の裏には想定外の事態が待ち受けていた……という展開。

 「レゴ ムービー2」は、14年に公開され、世界興行収入500億円のヒットを記録した映画「レゴ ムービー」の最新作。前作の「ブロックシティ」が襲われた事件から数年後が舞台。青年エメット(クリス・ブラットさん)が、謎の宇宙人に連れ去られてしまった仲間を救うべく、宇宙を冒険する姿を描く。

 事件から数年後、ブロックシティの秩序は崩壊し、世界はすさんでいた。それでも明るくお気楽なエメットの前に、ある日、謎の宇宙人が現れ、ルーシー(エリザベス・バンクスさん)やバットマン(ウィル・アーネットさん)ら仲間たちを連れ去ってしまう。エメットは仲間たちとの日常を取り戻すため、宇宙へ向かうが、とんでもないクイーン(ティファニー・ハディッシュさん)が支配する「すべてがミュージカル」の惑星にたどり着き……というストーリー。前作から引き続き、声優の森川智之さん、山寺宏一さん、沢城みゆきさんらが日本語吹き替えを担当している。

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