注目ドラマ紹介:「緊急取調室」 天海祐希主演ドラマの第3シーズン 塚地武雅が新メンバーに

ドラマ「緊急取調室」第3シーズンの第1話の1シーン(C)テレビ朝日
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ドラマ「緊急取調室」第3シーズンの第1話の1シーン(C)テレビ朝日

 女優の天海祐希さん主演の刑事ドラマ「緊急取調室」(テレビ朝日系・木曜午後9時)の第3シーズンが11日スタートする。天海さんらの在籍する「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」に、故・大杉漣さんが演じていた刑事・中田善次郎の後任として加入するのは、塚地武雅さん(ドランクドラゴン)扮する玉垣松夫。天海さんは2年ぶりの連ドラ主演だ。

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 可視化設備の整った特別取調室で容疑者を取り調べる専門チーム、キントリのメンバーが、数々の凶悪犯と心理戦を繰り広げる姿を描く。井上由美子さんのオリジナル脚本。今シーズンは、被疑者にもかかわらず、さまざまな立場の“油断ならぬ女たち”がキントリチームを翻弄(ほんろう)する中、決死の覚悟で事件の裏にある真実を暴いていく。

 第1話は、全取り調べの完全可視化が実行される日を数カ月後に控えた警視庁で、各署幹部を集め、被疑者への接し方を穏やかにするよう極端な指導がされていた。しかし、幹部たちの見学する中、キントリの取調官・真壁有希子(天海さん)は、反省の色が全く見られない被疑者を激しい剣幕で一喝。警視庁初の女性刑事部参事官・菊池玲子(浅野温子さん)に、しばらく取り調べを控え、新任教育係に専念するよう命じられる。

 その矢先、護送中だった受刑者・野本雄太(淵上泰史さん)が逃走し、主婦・藤沢さおり(市川由衣さん)を人質にして民家に立てこもる。野本は、なぜか交渉役に玲子を指名する。単独で家に突入した玲子は野本に発砲し、死なせてしまう。

 人質救出のためにはやむなし……との見方が世間に広がる中、キントリは事件の経緯を記録するため、玲子の取り調べを開始する。終始落ち着いた様子で応じる玲子だが、玲子が交渉役に指名された理由や、突入から発砲までの時間の短さが、どうも引っかかる有希子たち……というストーリー。

第1シーズンは2014年1月期、第2シーズンは17年4月期に放送され、15年9月にスペシャルドラマも放送された。

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