天海祐希:「緊急取調室」クランクアップ 「12年やってこられたのは、皆さんのおかげ」

「緊急取調室」をクランクアップしたキャスト陣=テレビ朝日提供
1 / 9
「緊急取調室」をクランクアップしたキャスト陣=テレビ朝日提供

 テレビ朝日系木曜ドラマ「緊急取調室」(木曜午後9時)ファイナルシーズンの最終第9話放送(12月18日)に先駆け、主演の天海祐希さんらのクランクアップの模様が公開された。

あなたにオススメ

 「緊急取調室」は、天海さん演じる取調官・真壁有希子ら警視庁捜査1課「緊急事案対応取調班(通称キントリ)」と、凶悪犯たちとの心理戦を描く人気シリーズ。2014年1月期にスタートし、これまで連続ドラマ4作、スペシャルドラマ2作を放送。連続ドラマとしてはこの日が最後となり、26日公開の劇場版「緊急取調室 THE FINAL」でシリーズは完結する。

 撮影を終えた天海さんは「皆さんの力をお借りしなければ、私は今ここに立てていません。たくさんのスタッフの方、共演者の皆さんにはたくさんご迷惑をおかけしましたが、皆さんがいろいろな場所で戦ってくださったからこそ、新しい試みとして始まった『緊急取調室』が12年も続き、刑事ドラマのひとつのジャンルとして定着することができたんじゃないかなと思います。私がここまでやってこられたのは、皆さんのおかげです。心から感謝を込めて……ありがとうございました!」と、しみじみとした表情であいさつ。

 視聴者には「感謝の気持ちでいっぱいです。連ドラはもちろん、ぜひ劇場版も含めて最後まで……私たちキントリチームが頑張る姿を見届けていただけると、うれしいです」とメッセージを寄せた。

- 広告 -

 メインキャストの田中哲司さん、速水もこみちさん、鈴木浩介さん、塚地武雅さん、でんでんさん、小日向文世さんも感無量の面持ちで撮影最終日を迎えた。田中さんは「12年間、本当にご迷惑ばかりおかけしましたが、天海さんをはじめ、皆さんのおかげで走り続けることができました」と感謝した。

 撮影最終日が誕生日だった塚地さんは「この日は一生忘れられない」と感無量。鈴木さんはあふれる思いを抑えきれず「勉強させてもらって、うれしかったです」と落涙した。

 小日向さんは「この現場が大好きなので、お別れするのが正直寂しいです。またどこかで、時代モノでも何でもいいから、同じメンバーでやりたいです。ちょっと長生きして、皆さんと再会できるのを楽しみにしています」と名残を惜しんだ。

 18日放送の最終回は、前週第8話から続く物語。警察学校の射撃訓練中に発生した発砲事件の全容解明にキントリが挑む。かつての仲間である捜査1課の刑事・生駒亜美(比嘉愛未さん)、酒井寅三(野間口徹さん)、山上善春(工藤阿須加さん)の協力も得て総力戦で挑む。

写真を見る全 9 枚

テレビ 最新記事