テレビ質問状:「おしゃべりアラモード ~森山良子と清水ミチコとプラスワン~」3人でおしゃべりする番組

「おしゃべりアラモード ~森山良子と清水ミチコとプラスワン~」シーズン2に出演する清水ミチコさん(左)と森山良子さん=WOWOW提供
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「おしゃべりアラモード ~森山良子と清水ミチコとプラスワン~」シーズン2に出演する清水ミチコさん(左)と森山良子さん=WOWOW提供

 WOWOWは、歌手の森山良子さんとタレントの清水ミチコさんの人気トークバラエティー番組「おしゃべりアラモード ~森山良子と清水ミチコとプラスワン~」のシーズン2を7日からWOWOWプライムでスタートさせた。月替わりのゲストと送る“ご婦人救済バラエティー”のシーズン2。視聴者から寄せられた相談に耳を傾け自由気ままに3人でおしゃべりする。4月のゲストは料理愛好家の平野レミさん。番組プロデューサーを務めるWOWOW制作局制作部の高田亜美プロデューサーに、番組の魅力を聞いた。

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 ――番組の概要と魅力は?

 プライベートでも仲良しな森山良子さんと清水ミチコさんが、月替わりのゲストを迎えて、視聴者から寄せられた素朴なお悩み・相談に答える……というシンプルな番組ですが、毎回予期せぬ方向にトークが脱線して暴走していきます(笑い)。長い間芸能界で活躍されてきているからこその感覚をお持ちだったり、そうかと思うととっても家庭的な一面があったり、トークを通じて見えてくるお人柄がとても魅力的で、3人の会話から生まれるエピソードは他ではお目にかかれないものばかりです。ゲストに誰が登場するのかによってもトークの脱線の仕方もいろいろです(笑い)。ぜひ、一緒に会話に参加しているような感覚でのんびり見ていただけるとうれしいです。

 ――今回のテーマを取り上げたきっかけと理由は?

 WOWOWでは完全オリジナルの番組を徐々に増やしていこうという展望があり、この番組もオリジナル企画公募で通過したものでした。もともとは他局の番組で見た清水さんと森山さんのトークが面白くてファンになってしまい、いつかこのお二人と一緒に番組をやりたい!と思っていたことがすべての始まりです。番組担当としては長~く続いてWOWOWの長寿番組になってほしいと願っているので、“お悩み”という世代・性別を問わず普遍的に存在するトークテーマをメインに構成をしています。

 また、WOWOWの中で視聴者とコミュニケーションをとれるコンテンツがこれまでは少なかったので、「投稿ができる番組」にしました。そういった意味でも“お悩み相談”というテーマはもってこいでした。

 ――制作中、一番に心がけたことは?

 番組立ち上げ当初からスタッフの共通認識としてあったキーワードは“ラジオを聴くように”でした。編集などでトークにテンポを持たせることは確かにできます。しかし、この番組ではあえて演出でテンポを作り上げることはせず、出演者3人のおしゃべりをできるだけそのままの状態で生かしています。明確な答えが出てこないときも、トークが脱線していく勢いをそのまま放送していますし、テロップフォローもほとんどしていません。とにかく3人のおしゃべりに没入してもらいたい。そういった意味で、お手本はテレビではなくラジオでした。

 先日も、番組のファンの方から「寝る前にオンデマンドで再生して音だけ聞いて楽しんでます!」というお便りがありました。ある意味、意図が伝わっているんだとうれしかったです。もちろん番組なので映像込みで見ていただきたい気持ちはありますが(笑い)。

 ――番組を作る上でうれしかったこと、逆に大変だったエピソードは?

 森山良子さんと清水ミチコさんのお二人にオープニングテーマを作っていただけたことがこの番組の財産です。楽曲制作をご本人にご相談したら、なんと3日後に森山さんから早速デモ曲が届いたんです。それも4曲も! 森山さんらしい軽快でカッコいい楽曲で、清水さんもすぐさま歌詞をつけてくださって。瞬く間に出来上がっていく制作過程はすべてが感動的でした。この楽曲をフルに活用した番組オープニングもこの番組の目玉です。

 ――番組の見どころを教えてください。

 シーズン2のゲスト、一人目は平野レミさんです。プライベートでも仲良しな3人なだけに、収録スタートと同時にフルスロットルのおしゃべり! そしてカメラの前でも関係なく自由な平野さんに一同笑いっぱなしでした。とても文字だけでは説明しづらいので、オンエアでその意味をご理解いただきたいと思います(笑い)。

 ――視聴者へ一言お願いします。

 だまされたと思って一度見てみてほしいです! 投稿された質問は、「本番でどんな答えが返ってくるか? どんなトークに発展するか?」を予想した上で採用しているのですが、収録すると3人の反応はいつも意外なものばかり。毎回、面白い方向に期待を裏切られます(笑い)。それだけ森山さん、清水さんはじめゲストの皆さんの生きざまそのものが自然体かつ濃厚な証拠だと感じています。ぜひこの空気感、爽快感、そして収録時毎回おなかを抱えるほどの楽しさをぜひ皆さんにも感じていただきたいです!

 WOWOW 制作局制作部 プロデューサー 高田亜美

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