松岡茉優:声優初主演作品がアヌシー映画祭に正式出品「どんな結果が来ても…」

劇場版アニメ「バースデー・ワンダーランド」の試写会イベントに出席した松岡茉優
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劇場版アニメ「バースデー・ワンダーランド」の試写会イベントに出席した松岡茉優

 女優の松岡茉優さんが18日、東京都内で行われた映画「バースデー・ワンダーランド」(原恵一監督、26日公開)の試写会イベントに出席。同作はフランスで開催される世界最大のアニメの祭典「アヌシー国際アニメーション映画祭」の長編コンペティション部門に正式出品されることが決定し、声優初主演務めた松岡さんは「原監督の作品を世界で見てもらうチャンスができた」と喜んだ。

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 ロシア出身の若手イラストレーターのイリヤ・クブシノブさんがキャラクター、ビジュアルアーティストとして参加しており、松岡さんは「海外の方にも見ていただきやすい映画のはず。ファンタジーで主人公が冒険をして一歩踏み出すというのは普遍的で海外の方にも届くものと信じています。どんな結果が来ても、海外の方に見ていただけるのは喜ばしい」と熱く語った。

 まもなく公開されるが「やっと見てもらえるという気持ち」と安堵(あんど)の表情で、「クライマックスのシーンで、とんでもないくらい感情が込み上げてくる素晴らしいーンがある」とアピール。また、「子供のころの懐かしさ、原風景を見せ続けてくれた原監督が、いまもなお子供に戻してくれる映画を撮り続けていることに深く感謝しながら映画を体感してほしいですね」と付け加えた。

 この日は、作品の内容にかけてツアーコンダクター、キャビンアテンダントなどプロの“案内人”が試写会に集まった。松岡自らマイクを持って観客席を回り、さまざまな職種の人に「どんな時が頑張り時ですか?」「どうしてその仕事に?」とインタビューした。

 「バースデー・ワンダーランド」は、柏葉幸子さんの児童文学「地下室からのふしぎな旅」(講談社青い鳥文庫)が原作。アニメ「クレヨンしんちゃん」シリーズや「河童のクゥと夏休み」(2007年)などで知られる原監督がメガホンをとった。誕生日の前日、自分に自信がないアカネの目の前に、謎めいた大錬金術師のヒポクラテスに“幸せな色に満ちたワンダーランド”に連れて行かれ、大冒険を繰り広げる……というストーリー。

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