栗田貫一:モンキー・パンチさんとの思い出語る 「LUPIN THE IIIRD」新作に追悼メッセージも

アニメ「LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘」の完成披露上映会に登場した(左から)宮野真守さん、栗田貫一さん、小池健監督、浄園祐プロデューサー
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アニメ「LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘」の完成披露上映会に登場した(左から)宮野真守さん、栗田貫一さん、小池健監督、浄園祐プロデューサー

 人気アニメ「ルパン三世」の「LUPIN THE IIIRD」シリーズの新作「LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘」(小池健監督、5月31日公開)の完成披露上映会が24日、東京都内で行われ、ルパン三世の声優を務める栗田貫一さんらが登場。11日に肺炎のため死去した「ルパン三世」の生みの親でマンガ家のモンキー・パンチ(本名・加藤一彦)さん(享年81)に対し、栗田さんは「右も左も分からない世界でやり始めた時から、ガラス越しにニコっと笑ってくださって。(アフレコが)終わってから『お疲れ様』と言っていただいた」と思い出を語った。

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 続けて、モンキー・パンチさんに「こんなしかできないんですけど」と話した際に、「『とんでもない、ありがとうね』と言われた記憶があります」と振り返った栗田さん。「ルパン三世」が作られたきっかけについて、「007とスパイ大作戦を混ぜたようなイメージでスタートさせたのがルパンだと、うかがったことがあります」と明かしていた。

 栗田さんは、1995年、劇場版アニメ「ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス」の製作中に故・山田康雄さんが倒れ、ルパン役を引き継ぎ、約25年にわたってルパン役を務めている。新作「LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘」の本編ラストには、「モンキー・パンチ先生 ありがとう ルパン三世よ 永遠に」とメッセージが入れられる。

 「LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘」は、2012年に放送されたテレビアニメ「峰不二子という女」や劇場公開された「次元大介の墓標」(14年)、「血煙の石川五ェ門」(17年)に続く、「LUPIN THE IIIRD」シリーズの新作。父親が横領した5億ドルの鍵を握る少年ジーンと、彼と行動を共にしていた不二子は、呪いの力によって人の心を操る殺し屋ビンカムに命を狙われ……というストーリー。ルパン三世役の栗田さん、次元大介役の小林清志さん、峰不二子役の沢城みゆきさん、同作のオリジナルキャラクターである殺し屋のビンカム役で宮野真守さんらが声優として出演する。イベントには、宮野さん、小池監督、浄園祐プロデューサーも登場した。

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