桐山漣:“生ミタゾノ”は「意外と可愛い」? 松岡昌宏と初共演で感激

連続ドラマ「家政夫のミタゾノ」第2話にゲスト出演する桐山漣さん
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連続ドラマ「家政夫のミタゾノ」第2話にゲスト出演する桐山漣さん

 俳優の桐山漣さんが人気グループ「TOKIO」の松岡昌宏さん主演の連続ドラマ「家政夫のミタゾノ」(テレビ朝日系)の第2話(26日放送)にゲスト出演する。2009~10年放送の特撮ドラマ「仮面ライダーW」で主人公の一人、左翔太郎( 仮面ライダーW)を演じた桐山さんだが、今回演じるのは大企業の御曹司・神山章一。ある秘密を抱える表裏のある役どころだ。ファンだったという松岡さんと初共演し、「特別な感情でした」と語る桐山さんに、ドラマの見どころや松岡さんとの思い出などを聞いた。

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 ◇撮影後は松岡と食事に 「人柄もかっこいい…」

 ドラマは、女装した派遣家政夫の三田園薫(松岡さん)が、派遣先の家庭で隠された秘密に気づき、依頼人の化けの皮をはがしていく……という内容で、第1シーズンが2016年10月期、第2シーズンが18年4月期に放送された。パート3となる今シーズンは「むすび家政婦紹介所」の結頼子(余貴美子さん)からおいの光(伊野尾慧さん)を一人前にするというミッションを課せられた三田園が、光と萌(川栄李奈さん)を連れて3人体制で行動している。

 桐山さんは「シリーズで続いていて、知っている作品に呼んでもらってうれしかったです」とゲスト出演を喜び、松岡さんとの対面については「TOKIOの皆さん全員ですが、男気がある。男がかっこいいと憧れる男。お会いできてよかった。僕が物心ついた時からテレビに出られていて、世代だという思いもあるので、特別な感情でした」と笑顔で明かす。

 そんな松岡さんが扮(ふん)する三田園については「意外と可愛い(笑い)」と明かし、「脚もすらっとしていてきれいだし、生で会えてよかったです。松岡さんなので、体も大柄だったんですけど、顔を近くで見ると可愛くて」と照れ笑い。撮影後は松岡さんらと食事に行ったそうで、「ゲストが(撮影後の食事に)呼んでもらえることって、なかなかないと思うんですよ。分け隔てなくという人柄も、かっこいいなって思いました」と感激の表情を見せる。

 印象に残った撮影は、ストップモーションのシーンで、「映像でストップするんじゃなくて、自分たちでストップをかけること。『あそこってそうだったんだ!』って(思った)」と驚きを明かす。「息止めていました(笑い)。周りは『笑ってもいい』って言うんですけど、それはさすがにダメだろうと思って、必死に止まりました。撮影の手法でやるのではなく、みんなが止まってやるのが、舞台感があり、映像では味わえないような面白さ(があった)」と楽しそうに振り返る。

 ◇ライダー後は「悪役多い人生」? ジオウへの出演待望論に…

 今回は表と裏が激しい役になるといい、「表では、どこまで、女性にもてないピュアな感じを出せるか」といった点を踏まえ、「(表の部分を)どれだけ演じていくかと逆算」したという。最終的には、驚くような展開が待っているが、「見ている人が、それでスカッとしてくれれば、僕の役目は終わったかなと思う」とにやり。「仮面ライダーW」で演じたヒーローとはかけ離れた役どころだが、「仮面ライダーW」が「終わってからは、正義の役よりも、悪役をやらせてもらえることが多い人生だったかな。悪役は大好きです」と明かす。

 現在放送中の最新作「仮面ライダージオウ」には、歴代の平成仮面ライダーたちが次々とゲスト出演しているが、「W」からはまだ登場しておらず、翔太郎の出演を待望する声も大きい。そうしたファンの反応について聞くと、「うれしいですね。出たいですね。そういうふうに思ってくれるファンがいるのはうれしいですし、作品に出させてもらってよかったなって、感謝の思いが強かったですね」と語っていた。

 最後にドラマの見どころを聞くと、「実際に携われて思ったことは、作り手も、松岡さんも、面白い物を作りたいという意思を感じられる現場でした。気持ちや思いが見ている人にも届くと思います。ストップモーションの手法は“生感”ありますし、細かいところで笑えるところもあります。2話に限らず、最終回までずっと見てもらえたらと思います」とアピールしていた。

 「家政夫のミタゾノ」は、毎週金曜午後11時15分に放送(一部地域では放送時間が異なる)。

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