ライオンの隠れ家
最終話 僕たちの新しい始まり
12月20日(金)放送分
人気マンガ「ろくでなしBLUES」などで知られる森田まさのりさんの漫才マンガ「べしゃり暮らし」が実写ドラマ化され、テレビ朝日のドラマ枠「土曜ナイトドラマ」(土曜午後11時15分)で7月から放送されることが26日、明らかになった。俳優の間宮祥太朗さんが、同局の連続ドラマ初主演で主人公・上妻圭右(あがつま・けいすけ)を演じ、ロックバンド「黒猫チェルシー」の渡辺大知さんが圭右の相方・辻本潤を演じる。ドラマの演出は、お笑い芸人の劇団ひとりさんが担当する。劇団ひとりさんが連続ドラマの演出を手がけるのは今回が初めて。
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「べしゃり暮らし」は、2005年にマンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載がスタートし、07年に「週刊ヤングジャンプ」(同)に移籍。15年まで連載された。お笑いに青春のすべてを懸ける高校生・上妻圭右がクラスメートの辻本潤とコンビを組み、お笑い芸人を目指して奮闘する姿を描いた。
原作者の森田さんは、「この作品を描くために、僕は多分マンガ家になりました」と思いを明かし、「生命を吹き込まれた圭右や辻本たちがどんな声で、どんなしゃべり方で笑わせに、また泣かせに来てくれるのか、楽しみで仕方ありません」「芸人さんたちの笑いを追求するかっこよさ、必死にもがくいとしい様、壮絶な生き様がまるごとこのドラマでより鮮明に伝わればと思います。どうぞお楽しみに!」とコメントを寄せている。
主演の間宮さんは、今回の出演について「原作が好きだったのでうれしさしかなかったです。劇団ひとりさんが演出されるとのことで、さらに喜びが増しました!」と喜び、ドラマについて「とにかく笑っていただきたいです! なおかつ、“カッコいい”に行きつけば最高です。この作品は、僕たちが演じる2人だけではなく、みんなが面白く、すごい生き様があります! たくさん笑った結果、“カッコいい”に行きつければ本当にうれしいです」と意気込みを語っている。
間宮さんさんと同じく「原作が好きだった」という渡辺さんは「めちゃくちゃうれしかったです」と出演を喜び、「元々お笑いを見るのは好きでしたが、遠い世界に感じていたので、自分がその空気に触れられると思うとワクワクしました。僕は高校の頃からバンドをやっていて、どうやったら音楽で食べていけるのかを真剣に考えていたので、そういうやりたいことに向かって突き進んできたところが、内容や役柄ともリンクしているように感じます」とコメント。
続けて「お笑いをする人たちの青春の話ですが、笑いに限らず、そして年齢も関係なく、やりたいことに向かって突き進んでいく人たちのうずきというか、熱さみたいなものを感じ取ってもらいたいです。漫才師を目指している女性たちも出てきますし、若手からベテランまで老若男女を問わず、情熱を燃やし続けて何かに向かっていく姿を、皆さんに届けられるように最後まで駆け抜けたいです!」と語っている。
劇団ひとりさんは、「連続ドラマの演出は以前からやってみたかったのでうれしいです。早速、時間と予算の重圧に押し潰されそうな日々を送っておりますが、いい物を届けられるよう現場の皆さんと奮闘しております」とコメントを寄せている。
間宮さん、渡辺さんのコメント全文は以下の通り。
――オファーを受けたときの気持ちを教えてください。
原作が好きだったのでうれしさしかなかったです。劇団ひとりさんが演出されるとのことで、さらに喜びが増しました!
――実際に漫才の練習をした感想は?
楽しいです。他の芸人役の演者さんたちは、かっちりしたネタを練習されていて大変な部分もあると思いますが、僕たちはアドリブの“べしゃり”が多いです。もちろん元になるネタはあるのですが、それをベースにポンポンとやり取りしていきます。なので、その場の空気感を大切にするために、あえてあまり練習をしない方がいいという劇団ひとりさんからの提案どおりに、何が起こるか分からない、一発本番の緊張感ある空気で撮影する予定です。
――好きな芸人や、役作りで参考にしている人はいますか?
「千鳥」さんがずっと好きです。あとは「霜降り明星」さんも好きです。同世代ということもあり、刺激も受けていますし、「M-1」「R-1」で優勝した瞬間にはもう感動しました! 役作りで参考にしている芸人さんは特にいません。他の誰かに似てしまうのではなく、オリジナルを目指しています。
――相方役の渡辺大知さんの印象は?
共演は初めてですが、かなり前からバンド「黒猫チェルシー」の渡辺大知くんとして知っていたので、“はじめまして”という感じがしないです。実際にお会いして、すごく柔らかい方だなと感じました。そういうところがとても辻本っぽいですよね。それから、大知くんはすごく気を使ってくれる人です。
――演出・劇団ひとりさんの印象は?
演出が分かりやすいですし、僕たちの意見をすごく聞いてくれます。どんな言い回しにするか、芝居の中でどう動くかといったことも、演者のやりやすさを大事にしてくれます。雰囲気もこちらから意見を言いやすくて、はっきり答えをくれるので、とてもやりやすい。ご自身も演じられる方なので、そういう部分も大きいのかもしれないですね。
――この作品への意気込みを。
とにかく笑っていただきたいです! なおかつ、“カッコいい”に行きつけば最高です。この作品は、僕たちが演じる2人だけではなく、みんなが面白く、すごい生き様があります! たくさん笑った結果、“カッコいい”に行きつければ本当にうれしいです。
――オファーを受けたときの気持ちを教えてください。
原作が好きだったので、めちゃくちゃうれしかったです。元々お笑いを見るのは好きでしたが、遠い世界に感じていたので、自分がその空気に触れられると思うとワクワクしました。僕は高校の頃からバンドをやっていて、どうやったら音楽で食べていけるのかを真剣に考えていたので、そういうやりたいことに向かって突き進んできたところが、内容や役柄ともリンクしているように感じます。
――実際に漫才の練習をした感想を聞かせください。
すごくアドリブ力が試されますね。練習はほとんどしていないので、笑えるものになっているのか不安ですが……ちゃんと漫才として笑っていただければうれしいです。
――好きな芸人はいますか?
関西出身なので、小さい頃から「中川家」さんや「アメリカザリガニ」さんはよく見ていました。関西らしいこてこてな漫才が好きでした。東京に出てきてからは「バナナマン」さんや、「ロバート」さんなど関東の芸人さんやコントも好きになりました。
――相方役の間宮祥太朗さんの印象は?
今回、初めてお会いしましたが、上妻圭右にぴったりな人だなと思いました。パワフルなのにどこか繊細さを感じさせるところもあり、そういう部分が圭右っぽいですね。
――演出・劇団ひとりさんの印象は?
的確な演出をされる方です。まさにこの作品に出てくる登場人物のように、モノを作ることに対してすごく真摯(しんし)。妥協せず、モノづくりのことを考えている方だと感じています。
――この作品への意気込みを。
お笑いをする人たちの青春の話ですが、笑いに限らず、そして年齢も関係なく、やりたいことに向かって突き進んでいく人たちのうずきというか、熱さみたいなものを感じ取ってもらいたいです。漫才師を目指している女性たちも出てきますし、若手からベテランまで老若男女を問わず、情熱を燃やし続けて何かに向かっていく姿を、皆さんに届けられるように最後まで駆け抜けたいです!
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