トイ・ストーリー4:日本語吹き替え版の声優に森川智之、竹内順子 おもちゃたち大集合の予告編も公開

劇場版アニメ「トイ・ストーリー4」のビジュアル (C)2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
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劇場版アニメ「トイ・ストーリー4」のビジュアル (C)2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

 ディズニー/ピクサーの劇場版アニメ「トイ・ストーリー」シリーズの最新作「トイ・ストーリー4」(ジョシュ・クーリー監督、7月12日公開)の日本語吹き替え版に声優として森川智之さん、竹内順子さんが出演することが9日、明らかになった。森川さんは新キャラクターで、バイクスタントのおもちゃデューク・カブーン、竹内さんはシリーズ2作目以来再登場するボー・ピープの相棒で、シリーズ最小のおもちゃである婦人警官ギグルをそれぞれ演じる。日本版予告編とビジュアルも公開された。

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 森川さんが演じるデューク・カブーンは、オリジナル版ではキアヌ・リーブスさんが声を担当している。映画「マトリックス」シリーズをはじめ、多くの作品でリーブスさんの吹き替えを担当してきた森川さんは「人気作品『トイ・ストーリー』シリーズに日本版声優として参加できることになり、とてもうれしく光栄に思います。デューク・カブーンは、スタントマンのヒーローのおもちゃで、とても強烈な個性を放っております。早く皆さんに見てもらいたいです!」とコメントを寄せている。

 竹内さんは「ギグルはとてもとても小さく、お人形のボーの肩にちょこんと乗っているのが印象的です。小さいのでマスコット的存在なのかと思いきや、ボーとは相棒のような関係です。どうぞ劇場でお楽しみください!」とアピールした。このほか、日本語吹き替え版の声優陣のコメントも公開された。

 予告編には、主人公ウッディやバズ・ライトイヤー、ボー・ピープ、レックス、ポテドヘッド夫妻、スリンキー、ハムなどおなじみのおもちゃたちのほか、自分をゴミだと思っている手作りおもちゃフォーキー、ダッキー&バニーという新たなおもちゃたちが登場。フォーキーが逃げ出したことでウッディたちの新たな冒険が始まり、新しいおもちゃたちとの出会いや、ボー・ピープとの運命的な再会の様子が収められている。

 「トイ・ストーリー」は、ディズニー/ピクサー初の長編アニメとして1作目が1995年に製作された。少年アンディのおもちゃたちが、人間の見ていないところで動き回り、大冒険するというストーリーと、ウッディやバズ・ライトイヤーといったおもちゃたちが生き生きと動くフルCGが話題になり、世界的に大ヒット。99年に第2弾、2010年に第3弾が製作された。最新作の日本語吹き替え版では、ウッディとバズ・ライトイヤーの声優を、唐沢寿明さんと所ジョージさんが続投する。

 日本語吹き替え版の声優陣のコメント全文は以下の通り。

 ◇デューク・カブーン役の森川智之さんのコメント

 人気作品「トイ・ストーリー」シリーズに日本版声優として参加できることになり、とてもうれしく光栄に思います。私が担当する役は、スタントマンのヒーローのおもちゃで、名前はデューク・カブーンです。とても強烈な個性を放っております。アフレコも終始笑いの絶えない楽しいものでした。はやく皆さんに見てもらいたいです! ぜひ、劇場でご覧ください。

 ◇ギグル役の竹内順子さんのコメント

 「トイ・ストーリー4」で初登場のマクディンプルズ捜査官、ギグル。とてもとても小さく、お人形のボーの肩にちょこんと乗っているのが印象的です。小さいギグルなのでマスコット的存在なのかと思いきや、ボーとは相棒のような関係です。そこがまた意外性があって可愛らしい。美しくもりんとしたボーの相棒として、しっかりと働きます! どうぞ劇場でお楽しみください!

 ◇ジェシー役の日下由美さんのコメント

 おもちゃにも人間にも必ず訪れる出会いと別れ……。トイ・ストーリーのおもちゃたちは老いることはないけれど、何度も出会いと別れを経験して、確実にみんな成長している。ジェシーもけなげでたくましい。そんな姿に私は励まされています。この映画を見る方にも感動と勇気を早く味わっていただきたいです。

 ◇レックス役の三ツ矢雄二さんのコメント

 恐竜なのに、気弱で優しいレックスが大好きです。サイズもおもちゃサイズで可愛いし、甘えっ子っぽいところも気にいっています。事件が起きると、すぐパニックになるところが玉に瑕(きず)ですけどね……でもやっぱりかわいい! 笑えて泣けるトイ・ストーリーも4作目を迎えることになりました。今回も、ハラハラドキドキしながら、おもちゃの友情と子供たちに対する愛情を感じていただけたらなあと思います。見終わった後、ほっこりとした気分になれるトイ・ストーリー。今回も期待を裏切りません。ぜひご覧になってください。

 ◇ハム役の咲野俊介さんのコメント

 愛らしいブタの貯金箱から発せられる、ちょっと毒のある気だるそうなせりふ……初めて「トイ・ストーリー」を見たとき、大塚周夫さんの一見意外な配役と、演技の妙に感動しました。皮肉屋だけど小心者、そんなハムの魅力を、私なりに引き継ぐことができればいいなと思っています。前作の最後でボニーの家に来ることになったおもちゃたち、新作ではただただボニーと楽しく遊んで暮らす毎日の描写に……なるわけありませんよね? 大冒険を期待しています!

 ◇スリンキー役の辻親八さんのコメント

 「トイ・ストーリー」に出演できるなんてまさに青天の霹靂(へきれき)です。すでに公開されている特報を収録した時に、この作品に出るのだと改めて実感しました。今回シリーズ4作目になるわけですが、1作目から出演されていた方々とはぐれないように、と過去作品で勉強しているうちについ楽しんでしまいました。今回も見た方に楽しんでいただける作品になるようにスリンキー頑張ります。

 ◇ミスター・ポテトヘッド役の辻萬長さんのコメント

 おもちゃたちの中では一番年上。仲間を好きだからこそ、時に言わなくてもいいようなことを、ボソッと言っては、みんなの顰蹙(ひんしゅく)を買う、一言居士のポテトヘッド。でも、憎めないあの風貌。時として非協力的に見えるけど、みんなへの愛は強く感じる魅力あるおじさん。いいなあ。「トイ・ストーリー4」では、前作同様に、あの愉快な集団が、それぞれの意見を戦わしつつも、最後は一体となって行動し、活躍する時の快感がまたあるといいなあ。

 ◇ミセス・ポテトヘッド役の松金よね子さんのコメント

 今回も新しい仲間が加わって、ウッディとおもちゃたちのハラハラドキドキの冒険が始まります。どんなときもあきらめないこと、信じること、そして精いっぱい生きることの大切さを教えてくれる「トイ・ストーリー4」お楽しみに! ミセス・ポテトヘッドも出ていますよォ。

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