ユニコーン:星野源主演映画の主題歌「でんでん」書き下ろし

映画「引っ越し大名!」のティザービジュアル(上段)と主題歌を担当する「ユニコーン」(C)2019「引っ越し大名!」製作委員会
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映画「引っ越し大名!」のティザービジュアル(上段)と主題歌を担当する「ユニコーン」(C)2019「引っ越し大名!」製作委員会

 ロックバンド「ユニコーン」が、歌手で俳優の星野源さんの主演映画「引っ越し大名!」(犬童一心監督、8月30日公開)の主題歌を担当することが15日、分かった。「ユニコーン」が実写映画の主題歌を担当するのは8年ぶり。主題歌は同作のために書き下ろした「でんでん」で、主人公の春之介のあだ名「かたつむり」にちなんでいる。ボーカルの奥田民生さんは「映画の内容を踏まえて、今回は詞から先に書きました。曲も『でんでん』っていう感じになってます(笑い)」とメッセージを寄せている。

ウナギノボリ

 また、ユニコーンの川西幸一さんは「もともと時代劇が好きだから、本当は(映画に)出たいくらいだった。脚本も読ませてもらったけどすごく良くて、(春之介に)降りかかってくる運命みたいなものを受け入れて、まい進していく、その努力というのはすごく大事なんだなって思いました」と語り、主演の星野さんは「人間と日本と季節を感じる、『引っ越し大名!』にぴったりの素晴らしい主題歌でした。まさか自分の主演映画にユニコーンの皆さんが、しかも奥田民生さん、川西幸一さんという大好きなお二人が主題歌を書き下ろしてくださる日が来るとは」と喜んでいる。

 「引っ越し大名!」は、映画化もされた「超高速!参勤交代」シリーズで知られる土橋章宏さんの小説「引っ越し大名三千里」(ハルキ文庫)が原作。生涯に7回もの国替え(引っ越し)を命じられた実在の大名・松平直矩をモデルに、巨額の費用がかかる引っ越しを乗り切ろうと奮闘する姫路藩の藩士たちの姿を描く。星野さんは、周囲から「かたつむり」と呼ばれている姫路藩書庫番の片桐春之介を演じる。また、「でんでん」の一部を収めた本予告映像も公開された。

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