馬場ふみか:繊細なヒロイン役に手応え 「自分の心情もしっかり一緒に動いた」

初日舞台あいさつに登場した馬場ふみかさん
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初日舞台あいさつに登場した馬場ふみかさん

 女優の馬場ふみかさんが31日、東京都内で行われた映画「ライフ・オン・ザ・ロングボード2nd Wave」(喜多一郎監督)の公開初日舞台あいさつに、主演の吉沢悠さんらとともに登場。吉沢さん演じる光太郎の変化にともない良さに気づいていくヒロイン・美夏を演じた馬場さんは、「繊細な心情の変化が多く、美夏はすごく口が悪いというか言葉が強い中でも優しさなどを表現していくのは難しいと思ったのですが、自然と自分の心情も、しっかり美夏と一緒に動いていったかなと思います」と手応えを口にしていた。

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 海に入るシーンの撮影で海の状態が良くなかったことについて、馬場さんは、「すごかった。地元のサーファーの方々が万全の体制でサポートしてくださって、『何かあったらすぐ助けるから』と、ずっと近くにいてくださったので、すごく心強かった。なんとか撮ることができました」と感謝の言葉とともに振り返った。

 舞台あいさつには、香里奈さん、立石ケンさん、森高愛さん、松原奈佑さん、南美沙さん、竹中直人さん、喜多監督らも出席。吉沢さんは、「パート1は大杉漣さんが主役をやられて、中高年の方が映画を見て、『またサーフィンをやってみたい』とムーブメントが起きたと聞いています。今作も皆さまの力でビッグウエーブを起こしたいので、応援お願いします」と呼びかけていた。

 映画は、大杉さん演じる定年後にサーフィンを始めた中年男の第二の人生を描いた「ライフ・オン・ザ・ロングボード」(2005年公開)の世界観を受け継いだ作品。種子島を舞台に、夢から逃げ出した一人の男が、サーフィンを通して自身の人生と向き合っていく姿を描く。サーフィンの才能を持ちながら、その日暮らしを続ける光太郎(吉沢さん)は、バイトも続かずアパートも追い出されてしまう。そこで、サーフィンの師である工藤銀二を頼って種子島に向かうが、銀二はすでに亡くなっており、銀二の娘・美夏(馬場さん)に追い返されてしまう……というストーリー。31日から公開。

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