元「HKT48」の兒玉遥さんが6月10日、東京都内で行われた舞台「私に会いに来て」の製作発表会見に登場。9日付でHKT48を卒業した兒玉さんは、今後は女優業を中心に活動していくが、アイドル活動について聞かれると「未練はないです」と、きっぱり。「卒業公演をしているわけではないので、まだしっかり実感できていませんが、これからファンの皆さんとの距離感を大切にしながら、感謝を伝えられるように頑張っていきたい」と心機一転を誓っていた。
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グループ活動との違いについて、兒玉さんは、「いつもだったらメンバーがいたんですけど、こうやって初めてお会いする方とお仕事するということで、すごくワクワクしています」と心境を明かし、「(HKTの)メンバーからメッセージが来て、みんな温かい言葉をかけてくれた。そういった昔からそばにいる人や、応援してくださっている人の思いを胸に、しっかり女優業に集中したいなと思っています」と感謝の気持ちと決意を語った。
兒玉さんは、自身が演じる猟奇的殺人事件を追う記者のパク・ヨンオク役について、「キャリアウーマンという感じ。男性の刑事さんが多い中で、いいアクセントになれるかな。バリバリ仕事ができる女性なので、今までと違った『私に会いに来て』という感じです」と舞台のタイトルに絡めて意気込んでいた。会見には主演を務める藤田玲さん、中村優一さん、栗原英雄さん、5人組アイドルユニット「きゅい~ん’ズ」の西葉瑞希さん、演出・映像のヨリコ ジュンさんも出席した。
「私に会いに来て」は、実際に起きた殺人事件の資料を基に創作されたラブサスペンス。1996年に韓国で初演され、その後、約20年間再演を重ねてきた。2003年には同作をモチーフにした映画「殺人の追憶」が公開された。公演は、新国立劇場 小劇場(東京都渋谷区)で9月13~16日、サンケイホールブリーゼ(大阪市北区)で同19~20日に上演される。