男性10人組ユニット「BOYS AND MEN」(ボイメン)の吉原雅斗さんが6月10日、名古屋市内で開催された、映画「X-MEN:ダーク・フェニックス」(サイモン・キンバーグ監督、21日公開)の完成披露試写会にサプライズゲストとして登場し、人生初となるだるまの目入れを行って同作の大ヒットを祈願した。「緊張しますね」と言いながら、赤いペンで目を入れると「サイクロップスとかジーンの覚醒をほうふつさせる」と「X-MEN」のキャラクターの名を挙げながら、「図工の成績3くらいの実力は出せたんじゃないでしょうか?」と満足げな笑顔を見せた。
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この日、吉原さんはサイクロップスにふんした姿で登場。だるまは、この日のために用意された「X-MEN」の特別仕様の愛知県産「三河だるま」で、吉原さんは「いきます!」と大きな声を出して目入れをスタートした。ゆっくりと時間をかけて丁寧に目を入れていくと、観客から「(だるまの目が)小さい!」と突っ込まれ、「小さいって言いましたよね」とすばやく反応。目が大きくなるよう書き加えながら「(目の白い部分を)全部、塗り潰すわけじゃないですよね?」と確認しながら完成させた。
また「おじいちゃんとおばあちゃんが書道家なんですけど、全く関係ないですよね」と明かしたり、「(ペンの)メーカー名が見えないように書きますね」と取材カメラに細やかな気遣いを見せたりする場面もあった。
吉原さんは小学生の頃にテレビの地上波で初めて「X-MEN」シリーズの映画を観て以来、同シリーズのファンだといい、あったらいいと思う特殊能力を聞かれ「ナイトクローラーの瞬間移動は押さえたい」「ストームは天気を操れますもんね」などと思い描いた。さらに今作について「女性を軸にストーリーが展開されていき、楽しいアクションシーンもたくさんありますので、大いに期待していただいて大丈夫なんじゃないかな」と太鼓判を押していた。
ボイメンが愛知県警察の広報大使を務めていることから、同作と愛知県警察による「ライト・オン運動(夕暮れ時の前照灯早め点灯運動)」を啓発する、タイアップポスターのお披露目も行われた。
「X-MEN:ダーク・フェニックス」は、米マーベル・コミックの人気マンガが原作の映画「X-MEN」シリーズの最新作。ジーン・グレイが巨大な脅威アポカリプスへの壊滅的な一撃を与え、人類を救った戦いから10年。宇宙ミッションでの事故によってジーンのダークサイドが増殖し、内に封じ込められていたもう一つの人格「ダーク・フェニックス」を解き放ってしまう。そして訪れる世界の危機。全宇宙の破滅を止めるためX-MENがジーンに立ち向かう……というストーリー。
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