松本潤:約20年ぶり共演の深田恭子を絶賛 「かっこいい女性」

NHKのドラマ「永遠のニシパ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~」の会見に登場した深田恭子さん(左)と松本潤さん
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NHKのドラマ「永遠のニシパ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~」の会見に登場した深田恭子さん(左)と松本潤さん

 人気グループ「嵐」の松本潤さんが7月3日、東京都内で行われたNHKのドラマ「永遠のニシパ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~」の会見に登場。幕末の蝦夷地を調査し北海道と名付けた松浦武四郎を演じる松本さんは、アイヌの女性・リセ役の深田恭子さんとは約20年ぶりの共演といい、「ものすごい純粋な方だなと思いました。いい意味で毎テーク全部芝居が違うんですよ。そのときの感覚を表に出される方で。よくこんなに変わるな、と……」と共演の感想を明かし、深田さんから「絶対ほめてないですよね?」と突っ込まれるも、「同じことを同じようになぞらず、その瞬間に出るものを大事にしているんだな、と。そこに飛び込んでいく感じが……腹をくくっているかっこいい女性でした」と絶賛していた。

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 松本さんとの共演の感想を聞かれた深田さんは「座長として頼もしい存在でもあるけど、謎めいていて、何をおっしゃるか想像つかないんですよ。現場でも、日によって違う顔を見せてくださいますし」と話し、「もっと一緒にお仕事させていただきたくなるような……すごく興味があります、松本さんに(笑い)」と松本さんへの興味を明かしていた。

 また、今回「きちんとした武士役を演じるのは初めて」という松本さんは、武四郎役のオファーを受けて「『やっていいのかな』と考えました」と悩んだことを告白。「(武士役の)経験がない僕が、主演をやっていいのかとすごく悩んだ結果、(返事を)待たせてしまうことになったんですが……」と振り返り、「(札幌放送局局長の)若泉(久朗)さんからいろんな資料を見せていただき、見ているうちに『これはやらないと後悔するな』と。不安より、やりたいという気持ちが強くなったので、やらせていただきました」と明かした。

 「永遠のニシパ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~」はNHK札幌放送局が制作する北海道150年記念ドラマで、NHK連続テレビ小説「ふたりっ子」などで知られる大石静さんのオリジナル作品。武四郎は、三重県松阪市の出身で、蝦夷地を生涯6回にわたり探査。蝦夷地の山や川や、膨大なアイヌ語の地名を記した初めての詳細な地図を刊行し、現在の行政区画の基になっている、北海道11国86郡の設定にも関わった。明治維新で政府に登用されて、蝦夷地に替わる名称として「北海道」のもとになる「北加伊道」を提案した。

 会見には大石さんも出席。ドラマは7月15日午後7時半からNHK総合で放送される。

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