木村カエラ:15周年記念ライブで“15分15曲”の1日限りのメドレーと新曲「いちご」を披露 7月21日放送

木村カエラさんが6月23日に開催したワンマンライブ「KAELA presents GO!GO! KAELAND 2019 -15years anniversary-」の模様(撮影:太田好治、立脇卓)
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木村カエラさんが6月23日に開催したワンマンライブ「KAELA presents GO!GO! KAELAND 2019 -15years anniversary-」の模様(撮影:太田好治、立脇卓)

 歌手の木村カエラさんがメジャーデビュー15周年の記念日の6月23日に日比谷野外大音楽堂(東京都千代田区)で開催したワンマンライブ「KAELA presents GO!GO! KAELAND 2019 -15years anniversary-」で“15分15曲”の1日限りのスペシャルメドレーと作詞作曲を手がけた新曲「いちご」を披露した。7月21日にはWOWOWで、このライブの模様を含めた特集「木村カエラ デビュー15周年記念特集 ~いちご~」が放送される。

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 当日、天気予報は雨だったが、会場近辺はくもり空。雨が降らなかったことに木村さんは「私、とてつもない晴れ女なんです!」と胸を張り、アニバーサリーにふさわしい特別なセットリストを披露した。

 目が動く巨大なイチゴのオブジェが設置されたステージに、バンドメンバーと笑顔で行進しながら登場した木村さん。本人が出演した携帯電話のCMソング「リルラ リルハ」やデビュー5周年の際にNHK紅白歌合戦で歌い、いまやウエディングソングの定番となった「Butterfly」、女性のソロアーティストとして10年目を迎えた心境と新たな決意を込めた「TODAY IS A NEW DAY」など、節目となる楽曲で木村さんは力強い歌声を響かせた。木村さんは「急に今日になって15周年だということを実感しました」と語ると、観客からは「おめでとう」の声と大きな拍手が送られた。

 ライブの後半戦では、140曲の中から選曲したという「15曲で15分の15周年メドレー」を披露。「これはね、みんなへの大きなプレゼント。今日、1回きりしかやらないからね。初めての試みで、 私たちもドキドキしてます」と明かした後、バンドメンバーと「エイエイオー」と声を上げてメドレーに突入。「sonic manic」「HOLIDAYS」「マスタッシュ」「誰」などをメドレーし、デビューシングル「Level 42」で締めくくった。

 アンコールでは7月31日にリリースされるアルバム「いちご」のタイトル曲で、12年ぶりに自身で作曲した新曲「いちご」を初披露。 最後に「今日も晴れて素晴らしい。幸せしかありません。15年間、大好きな歌を歌い続けてこられたのは本当にみんなのお陰です。改めてもっと頑張ろうと思いました」と感謝の気持ちを伝え、涙をこらえながら「みんなも変わることやチャレンジすることをおそれずに、楽しい毎日を送ってください」とメッセージを送り、「happiness!!!」で15周年記念ライブを締めくくった。

 木村さんは投げキッスを観客に送りながらステージを後にしたが、場内の拍手が鳴り止まず、ダブルアンコールが実現。デビュー前にボーカルを務めていたインディーズバンド時代の曲で、 自身のデビューアルバム「KAELA」に収録された英語詞の「You know you love me?」を熱唱した。このライブの模様はWOWOWライブで7月21日午後8時半から放送。

 WOWOWライブでは、同日午後4時20分から木村さんの全曲のミュージックビデオ(MV)を紹介する番組「木村カエラ MUSIC VIDEO COLLECTION」、同日午後7時から、木村さんの15年の歴史を振り返る「木村カエラ 15周年アニバーサリー スペシャルプログラム」も放送。「スペシャルプログラム」では、木村さんが“木村家”の母となってトークを繰り広げる。

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