人気グループ「Sexy Zone」の佐藤勝利さんが主演を務め、「King & Prince」の高橋海人さんが出演する映画「ブラック校則」が、11月1日に公開されることが15日、明らかになった。佐藤さんが単独で映画に主演するのは初めてで、高橋さんは映画初出演となる。2005年放送の連続ドラマ「野ブタ。をプロデュース」などの河野英裕さんがプロデューサーを務め、“ブラック校則”と戦う高校生の恋と友情を描く。佐藤さんと高橋さんのコンビによる令和版「野ブタ。をプロデュース」になるという。
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映画は「男女は1メートル以上離れる」「下着は白のみ着用可」といったブラック校則に青春をゆがめられた女子高生を救うために2人の男子高生が立ち上がる青春ストーリー。佐藤さんが、ブラック校則に縛られた学校生活の中、クラスの最底辺で最低の青春を生きる高校2年の小野田創楽(そら)、高橋さんが、創楽のクラスメートで親友の月岡中弥(ちゅうや)を演じる。
「いちごの唄」で映画監督デビューした菅原伸太郎さんが監督を務め、マンガ「セトウツミ」の作者、此元和津也さんが脚本を手がける。
佐藤さんらのコメントは以下の通り。
「セトウツミ」を描かれた此元さんの脚本は、マンガのような展開の面白さと小説のような深さがあって、すごくワクワクしながら読みました。僕は久しぶりの学園ものですし、同世代の俳優の皆さんとのお芝居がとても楽しみです。そしてなにより、カイ(高橋さん)と一緒に作品を作れるということで、フレッシュなエネルギーがたくさん詰まった、すてきな作品にしたいと思ってます!
「ブラック校則」に立ち向かう高校生たちのストーリーなので、演じる上で難しい部分もあると思いますが、僕らでコミカルさも伝えながら楽しい作品にしていけるかが勝負だなと思ってます。僕は映像作品に出させてもらうのが2回目なのですが『ずっと映画にも出たい!』と思っていたので、撮影も楽しみです。作品の魅力を100%伝えられるように、死ぬ気で頑張ります!
このお話をいただいた時、正直なんか古いなと思いました。勝てるか勝てないか別として現在ではいろんな手段があると思います。舞台に上がることすらできない時代でもありません。学校だけじゃなく世の中の理不尽なルールに声をあげようとしている人、あげられない人、疑問すら抱いてなかった人、みんなに見ていただきたいです。とか書いてるうちにこの問題は古い新しいではなく普遍的なんだなと思いました。
「セトウツミ」、大好きで、ちょいちょい読み返してました。そんな此元さんが書く脚本、とても面白いです。なので、今とてもプレッシャーを感じています。佐藤勝利さんと高橋海人さんという頼もしい二人なら何とかしてくれると信じています。僕も割と最低な青春(男子校、モテない、金ない、勉強ばっかり)を過ごしてきました。あまりいい思い出がないです。今作でもう一度、過去にリベンジするつもりで、とにかく頑張ります。
「野ブタ。をプロデュース」というドラマを作っている時、世の中からいじめがちょっとでもなくなればと思ってましたが、今でもいじめはなくなりません。この「ブラック校則」でも理不尽な校則や目に見えない圧力みたいなものが、少しでも減ったらと思っていますが、きっとビクともしないでしょう。ただ、好きな歌を心の中で歌ったり好きなマンガの一コマを思い出したり、そんな時少し元気が出るように、創楽(佐藤勝利さん)と中弥(高橋海人さん)の2人が笑って泣いてバカやって必死に走り回る姿を思い出したら、まあなんとかなるか、と思えるような物語になれるように、キャスト・スタッフ全員でがんばります。ひとりでも多くの人に見てほしいです。
※注:高橋海人さんの「高」ははしごだか。
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