中村里帆:“Ray専属モデル”がバイオリンを演奏 横浜流星主演映画の新映像公開

映画「いなくなれ、群青」で豊川を演じる中村里帆さん (C)河野裕/新潮社 (C) 2019映画「いなくなれ、群青」製作委員会
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映画「いなくなれ、群青」で豊川を演じる中村里帆さん (C)河野裕/新潮社 (C) 2019映画「いなくなれ、群青」製作委員会

 俳優の横浜流星さんが主演する映画「いなくなれ、群青」(柳明菜監督、9月6日公開)の新映像「豊川編」編が7月27日、公開された。女性ファッション誌「Ray(レイ)」(主婦の友社)専属モデルの中村里帆さん演じるバイオリン演奏者の豊川を中心とした映像。豊川は、七草(横浜さん)や真辺由宇(飯豊まりえさん)が通う学校の中等部の生徒で、映像には、バイオリンを弾く姿や、弦が切れて涙を流すシーンなどが収められている。

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 映画の原作は実写映画化やアニメ化もされたライトノベル「サクラダリセット」の作者・河野裕さんの同名青春ミステリー小説(新潮文庫nex)で、第8回「大学読書人大賞」も受賞している。ミステリアスな雰囲気の七草とりりしい少女・真辺が奇妙な島・階段島で出会う……というストーリー。

 豊川を演じている中村さんは「豊川は、とあるきっかけで大好きなバイオリンを弾くことがトラウマとなってしまった女の子です」と話し、「今すぐ消し去りたい過去や前に進むために捨てたい記憶は私にもありますが、忘れたい記憶ほど消えずいつまでも鮮明に思い出して苦しくなります。正しい克服の仕方は今もなお分かりませんが、この映画を見ることで、皆さんがそれぞれ抱えている”トラウマ”だったり”嫌な記憶”を、”背中を押してくれる記憶”に少しでも上書きできたらいいなと思います」とメッセージを寄せている。

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