セガゲームスの人気ゲーム「龍が如く」シリーズの最新作のタイトルが「龍が如く7 光と闇の行方」で、2020年1月16日に発売されることが8月30日、発表された。同日、東京都内で開催された新作発表会で明らかになった。さらに、キャストとして堤真一さん、安田顕さん、中井貴一さんらが出演することも発表された。PS4で価格はパッケージ版、ダウンロード版共に8390円(税抜き)。
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「龍が如く」は、累計1000万本以上が出荷されているセガゲームスの人気アクションゲーム。架空の歓楽街を舞台に人間ドラマを描いた人気作で、最新作では、新主人公、春日一番(中谷一博さん)が登場。横浜・伊勢佐木異人町に舞台を変え、春日が巨悪を打ち砕く熱いドラマを体験できる。
堤さんは、春日を毛嫌いしている直参荒川組若頭「沢城丈(さわしろ・じょう)」、安田さんは、看護師免許をはく奪された元看護師のホームレス「ナンバ」、中井さんは、近江連合内実質ナンバー2の若頭代行で、直参荒川組組長の「荒川真澄(あらかわ・ますみ)」のキャラクターを演じる。
チーフプロデューサーの横山昌義さんは堤さんのファンで、「声もらっても、演出できないんですよ。『うわーっ』て言っちゃうと、(シリーズ総合監督の名越稔洋さんが)黙れって(笑い)」と、興奮しすぎて監督の名越さんに怒られたエピソードを明かした。
名越さんはイベント後の会見で、「『龍が如く』も15年やってきて、スピンオフもあります。アクション要素の強いゲームを作ってきました。ここからさらに工夫していくよりも、大胆に、アクション要素を作れるスキルのあるスタッフだから、(新作は)こういうテイストのゲームができたんだ、というものになってると思う。一瞬バカバカしくも面白い。カッコいいだけじゃなくて、時に面白くて笑える、そういう目線は変わってない」と語った。
ロゴの書体がゴシック調に変わったことについては「キャラの人間性もだいぶ違いますし、やんちゃなキャラにしたかった。『渋い』から『元気』。それを考えると、このあたり(ロゴのイメージの方向性)にも針を振っていいんじゃないかって、書体を変えました」と話した。また、名越さんは3週間前に心臓の手術をしたことを明かし、「心臓を5時間止める手術をして、今日は死んで居なかったかもしれない。それでも、無事に出演することができて感無量です」と感慨深げだった。
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