クリスマスおもちゃ見本市2019:サプライズトイブーム続く 進化するぬいぐるみも

「クリスマスおもちゃ見本市2019」の様子
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「クリスマスおもちゃ見本市2019」の様子

 クリスマス商戦に向けた玩具の関係者向け展示会「クリスマスおもちゃ見本市2019」が9月4日、東京都立産業貿易センター台東館(東京都台東区)で開幕した。玩具業界にとってクリスマス、正月は最大の需要期で、例年は年間売り上げの約40%を占める。玩具業界は近年、「L.O.L.サプライズ!」「うまれて!ウーモ」(共にタカラトミー)をはじめとしたサプライズトイがブームになっており、今年のクリスマス商戦も引き続き、サプライズトイが目玉の一つになりそうだ。

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 サプライズトイとは、玩具の開封を楽しめる仕掛けが用意されていたり、ぬいぐるみが変身したりするなど“驚き”ながら遊べる玩具。バンダイは新商品として、トイレットペーパーロールのようなパッケージをめくって出てきたアイテムを使ってスライムのユニコーンを作る「プープシー スライムサプライズ!」(1980円、税抜き・9月発売)を展示。タカラトミーは、音楽や声によって進化するぬいぐるみ「リズモ」(7980円、税抜き・9月発売)を発表した。

 関係者は「サプライズトイは変わらず好調。今年のクリスマス商戦も期待されている」と話しており、まだまだブームは続きそうだ。

 「クリスマスおもちゃ見本市」は1981年から開催され、今回で39回目。今回はバンダイやタカラトミーなどが約1万点の玩具を展示している。

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