なつぞら:第23週「なつよ、天陽くんにさよならを」大台続く 第136回視聴率は20.8%

NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん
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NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん

 女優の広瀬すずさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第136回が9月5日に放送され、平均視聴率は20.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。2日にスタートした第23週「なつよ、天陽くんにさよならを」はここまで、全日で20%の大台をキープしている。

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 第136回では、十勝へ帰省中のなつ(広瀬さん)は、菓子屋「雪月」を訪れ、菓子職人となった雪次郎(山田裕貴さん)とその妻・夕見子(福地桃子さん)に再会する。なつの娘・優が、雪次郎の作った菓子を食べていると、雪次郎の母・妙子(仙道敦子さん)や祖母・とよ(高畑淳子さん)も現れ、昔の雪月の雰囲気が戻ってくる。そこへ父・雪之助(安田顕さん)が現れ、天陽(吉沢亮さん)が描いたという“あるもの”を見せる。天陽がそれに込めた思いを、雪之助は静かに語り出し……。

 「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。戦後、北海道・十勝地方に移り住み、移民1世の柴田泰樹から開拓者精神を学んだなつは、高校卒業後に上京。当時「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽に手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく。

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