吉岡里帆:高杉真宙の関西弁を「13点」と辛口採点 「見えない目撃者」大阪イベントで

映画「見えない目撃者」の大阪先行上映会の舞台あいさつに登場した吉岡里帆さん
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映画「見えない目撃者」の大阪先行上映会の舞台あいさつに登場した吉岡里帆さん

 女優の吉岡里帆さんが、視力を失った元警察官を演じるスリラー映画「見えない目撃者」(森淳一監督、9月20日公開)の先行上映会が9月14日、梅田ブルク7(大阪市北区)で行われ、舞台あいさつに吉岡さんと共演の高杉真宙さん、森監督が登場した。

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 京都出身の吉岡さんは「大阪は久しぶりですごくうれしい。(観客が)温かい目をしていらっしゃるので、作品がちゃんと届いたのかなと思ってます」と地元に戻った喜びも交えてあいさつ。一方、関西弁の役を演じた経験があるという高杉さんには、司会から「まだ(関西弁が)体に入ってますか?」と振られて、「……おもろい映画やんなあ?」と、少々たどたどしい関西弁を披露。吉岡から「13点ぐらいかな? キュートさで乗り切った感じです」と辛口の点をつけられ、観客は爆笑していた。

 撮影を振り返って、吉岡さんは「シリアスな作品なので、自分たちのやるべきことを、淡々と積み上げていくというストイックな作業。目が見えない役なので、お客様に目の見えない恐怖を、一緒に感じてもらわなければいけないと、ずっと意識していました」と語った。高杉さんは、吉岡さんについて「女性らしいイメージが強かったけど、実際は『何でもやります!』という心意気がイケメン。今は、カッコいいお姉さんという印象です」と、その素顔について明かした。

 また、高杉さんは「ここまで攻めて、やり切ってる映画はなかなかない。エンターテインメントとしても、ヒューマンドラマとしても楽しんでいただけるんじゃないかと思います」とコメント。吉岡さんは「私の口から、どうしてもネタバレができないのがとてもつらい。何かセンスのある、絶妙なラインで(笑い)、一緒に盛り上げてくださったらうれしいです」と観客に口コミを呼びかけた。

 「見えない目撃者」は、韓国映画「BLIND(ブラインド)」(2011年)を、日本の文化や時代性を生かして大胆に脚色した作品。事故で視力と弟を失った元警察官のなつめ(吉岡さん)が、たまたま遭遇した車の接触事故から大きな事件を察知。現場に居合わせた高校生・春馬(高杉さん)と共に事件を調べる中で、女子高生を狙った猟奇殺人鬼の存在が浮かび上がる……というストーリー。

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