津田健次郎:「無限の住人」新作アニメで「生っぽく」 アフレコは業界で一番長い?

「無限の住人-IMMORTAL-」の先行上映会に登場した(左から)浜崎博嗣監督、津田健次郎さん、清水洋史さん
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「無限の住人-IMMORTAL-」の先行上映会に登場した(左から)浜崎博嗣監督、津田健次郎さん、清水洋史さん

 沙村広明さんの人気マンガ「無限の住人」の新作アニメ「無限の住人-IMMORTAL-」の先行上映会が9月16日、新宿バルト9(東京都新宿区)で開催され、主人公・万次役の声優の津田健次郎さん、浜崎博嗣監督、音響監督の清水洋史さんが登場した。主人公である不死身の用心棒の万次を演じる津田さんは、演技について「難しいですね……」と明かし、「(普通の)人の人生と流れが違う。死なない。乾いているなあ……という印象がありました。生っぽさが大事になる。型通りよりも、乾いた状態で自然にできれば」と話した。

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 浜崎監督は、津田さんの起用理由を「万次は自由なんだけど、何かに縛られている。正義の味方のようなきれいな感じではなく、ダーティーなんですよね。徹底的に乾かしたかった。それが津田君にやってもらおうと思った理由」と説明。津田さんについて「万次の素質を持っている人」と話すと、津田さんは「ザラザラした感じは、親近感がありますね」とうなずいた。

 音響監督の清水さんによると、アフレコは「業界で一番長い」といい、津田さんは「丁寧にやっていますね。だらだらと長いのではなく、こだわりが強くて長くなる。楽しいです」と話した。

 「無限の住人」はマンガ誌「月刊アフタヌーン」(講談社)で1993年6月~2012年12月に連載。謎の剣客集団・逸刀流に両親を殺された少女、浅野凜が不死身の用心棒・万次を雇い、敵討ちを目指す……というストーリー。2008年にもテレビアニメ化され、木村拓哉さん主演の実写映画が2017年に公開された。新作アニメは、佐倉綾音さんが剣客集団・逸刀流に両親を殺された少女、凜を演じるほか、声優として佐々木望さん、鈴木達央さんらも出演。Amazonプライムビデオで10月10日から配信される。

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