機動戦士ガンダム 逆襲のシャア:初の4DX版でMS戦を体感 コックピットがガタガタと…

「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」のビジュアル(C)創通・サンライズ
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「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」のビジュアル(C)創通・サンライズ

 1988年に公開された劇場版アニメ「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」(富野由悠季監督)の4DX版の上映会が9月16日、ユナイテッド・シネマとしまえん(東京都練馬区)で開催され、モビルスーツ(MS)デザインを担当した出渕裕さん、アニメ評論家の藤津亮太さんが登場した。

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 「ガンダム」シリーズの40周年記念プロジェクト「ガンダム映像新体験TOUR」の一環で、初めて4DX化された。「逆襲のシャア」は、MSの戦闘シーンが多いアニメだ。4DX版は、戦闘シーンの度に席が大きく揺れ、爆発が起きると風が強く吹き付ける。アムロ・レイが乗るνガンダムが落下するアクシズを押し戻そうとするシーンでも、席が激しく揺れ、まるでMSに乗っているような気分にもなる。4DX版を鑑賞した出渕さんは「コックピットがガタガタする芝居が多いので、体感している感じがある」と話した。

 4DXでは、嵐などのシーンで水がかかる演出もある。藤津さんは「クェス(・パラヤ)が唾を吐くところ。あそこは水が出ても面白かったかもしれませんね」と提案していた。

 「逆襲のシャア」は宇宙世紀0093年、シャア・アズナブルが新生ネオ・ジオン軍を率い、自らが総帥となって地球連邦政府に対して再び戦いを挑み、地球連邦軍のロンド・ベル隊のアムロ・レイがシャアの暴挙を阻止するために戦う姿を描いた。4DX版は9月26日まで上映される。

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