葬送のフリーレン 第2期
第35話 神技のレヴォルテ
3月6日(金)放送分
人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」のリメークシリーズの最新作「ヤマトよ永遠に REBEL3199」。「宇宙戦艦ヤマト2199」から始まったリメークシリーズは、故・富山敬さんから古代進役を受け継いだ小野大輔さんら声優陣の熱い演技が魅力の一つになっており、脇を固めるベテラン声優も存在感を放っている。ヤマトの第四代艦長・山南修役の江原正士さん、“聖総統”としてデザリアムを統べるスカルダート役の内田直哉さんに「宇宙戦艦ヤマト」への思い、リメークシリーズについて聞いた。
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内田さん 関わりはほとんどないです。21、22歳の時に初めて、中尾隆聖さんに連れられて、神谷明さんのお芝居を見に行ったことがありました。その相手役が潘恵子さんだったんです。潘恵子さんは、僕と同級生で、大学でも一緒でした。その時に「今、アニメをやっている」と「宇宙戦艦ヤマト」の話も出たことがありました。あと、広川太一郎さんのラジオに遊びに行ったりもしていたので、話は聞いていましたが、当時は正直、アニメを見ていませんでした。当時の僕は違う夢があって、そちらに突き進んでいたので。コロムビアからレコードを出していたつながりで、(ささき)いさおさんのことも知っていましたが。
江原さん 僕も直哉ちゃんに近いかな。実際の戦艦大和の印象の方が強い。僕らの世代は、大和や零戦が人気で、小学生の頃に大和のプラモデルを作ったりしていました。大和の乗組員の方の手記を読んだこともあり、それが鮮烈な印象でしたね。戦艦大和の映画を見たりもしていましたし、大和はジャガーEタイプという車と全体の流れやフォルムが似ているんですよね。キレイなんですよ。あの、僕はEタイプは持っていませんが(笑)。僕は、声の仕事は洋画の吹き替えから入ったんです。ディズニー系のアニメはやっていましたが、日本のアニメはあまり呼ばれなかったんです。段々、アニメもやらせてもらえるようになったけど、当時はいわゆるアニメ芝居になかなか慣れなかった。直ちゃんと同世代なので、似たような感触があるよね?
内田さん 難しかったですよ。
江原さん アニメは有声音でキレイにしゃべる。まず、なじむまで大変で、自分が浮いてるなと思いながら一生懸命やっていました。
内田さん 数回ご一緒させていただいたことがあります。本当にいい声の方でした。
江原さん 僕はべったり共演させていただきました。「バッグス・バニー」で敬さんがバッグス・バニー、僕がダフィー・ダックをやっていて、晩年は、亡くなられるまで一緒でした。敬さんの体調がよくなくて、僕は当時、カロリーメイトに凝っていたので、勧めたことがありました。
内田さん (江原さんはカロリーメイトを)よく食べていたよね!
江原さん そうそう(笑)。敬さんは真面目なんですけど、僕らに対しては一切プレッシャーをかけてこない。随分甘えさせていただきました。アドリブをやっても「あははは、そんなこと言うんだあ」なんて言ってくれたり。
内田さん 昔の台本はアドリブを入れる隙間がいっぱいありましたからね。
内田さん 僕は「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」にも出演していますが、「ヤマト」で演じるスカルダートについて、福井(晴敏)先生に最初に「(UCの役とは)真逆です」「醜い生き物です」と説明を受けました。朗々と人をだます演説をする。舞台でやっているようなお芝居で、画に合わせなくてもいい。ステージの上から客席に訴えるつもりで自分に全部引き込んでください。そういう説明がありました。僕は集中して演説をぶちまけたところ、一発でOKをいただきました。やりやすかったですね。
江原さん 僕は「好きにやってほしい」とは言われていないけど、古代との関係について細かく説明してもらいました。最初は立ち位置がよく分からなかった。『2199』の頃は斜に構えてニヒルだったけど、シリーズを重ねる毎に段々と人間味が出てくる。古代に対して、若かった頃の自分を見ているような感じなのかもしれない。そう思いながら作っていきました。僕は山南と藤堂長官との関係をもっと知りたい。そういうシーンをやりたいと個人的に思っています。番外編をぜひお願いします!
江原さん 最近、AIで作られた音楽ばかり聴いているんですよ。音程がドンピシャで、こぶしもきいているんです。耳触りがいいし、疲れない。ただ、僕らはAIに飲み込まれていこうとしている? 僕らAIに置き換えられていくんじゃないかと。最近のAIの歌は心があるように感じます。AIが人間を装っている。デザリアムもそうなのかもしれません。まさに現代ならではのドラマになっていると思います。
内田さん 第1作も時代の先を見ていた。手塚(治虫)先生にしてもそうだけど時代を先取りしていた。「宇宙戦艦ヤマト」と共に時代を考えていくことができる。
江原さん 波動エンジンにしてもそうですよね。それを波動砲という武器にする。どこかで聞いたような話ですよね。
内田さん もう30年以上一緒にやっているけど、最初に会った時に、ものすごく興味がありました。主張が強い。お芝居のですよ。なんて説得力があるんだろうと。それが見ていて楽しくて「トム・ハンクスを超えちゃってる」と感じたことがありますし、外画の楽しさが伝わってきたんです。僕が外画の吹き替えに惹かれたのは、この人と大塚芳忠さん、堀内賢雄さんのせいなんです。堀内賢雄さんも自分のセリフをバンバン主張していく。心を打たれましたよ。大塚芳忠さんは語尾をピシッと決めてくる。機械みたいな人です(笑)。そこに山寺宏一さんも入ってくる。その面白さはアニメの収録でも変わりません。とんでもない人たちだ……と感じた。僕も舞台を散々やってきて、いろいろ経験したけど、最後に声優としてたどり着いた。この世界はすごいし、面白いと思わせてくれました。
江原さん 直哉ちゃんはスタイリッシュですよね。華やかで、紳士です。外さないから格好いいんです。これはヤキモチなんだけど、格好よすぎる。もっとエグさも見てみたいと思っていたんだけど、この何年かで肩の力が抜けてきたようにも感じています。すごくいい味を出しているんだよね。やっぱり肩の力が入っていない方がいいなぁ。
内田さん 皆さんの思い出に残っているキャラクターがそれぞれいると思いますが、リメークでの違いを楽しんでいただきたいです。
江原さん もちろん若いファンの方にも楽しんでいただきたいのですが、ずっと見続けてきてよかったなと思ってもらえるような作品になることに期待したいですね。
「ヤマト3199」は、「ヤマトよ永遠に」「宇宙戦艦ヤマトIII」を原作に、新解釈を加えて再構成した。全七章で、第五章「白熱の銀河大戦」が2月20日から上映されている。江原さん、内田さんらベテラン声優が積み重ねてきた芝居の重みも感じてほしい。(阿仁間満/MANTANWEB)
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