ガルパン:渕上舞、4D版は「戦う臨場感味わえる」 スイーツの香りにも期待?

「ガールズ&パンツァー 最終章 4D ~第1話+第2話~」の完成披露試写会に登場した(左から)植田佳奈さん、渕上舞さん、原由実さん、津田美波さん、安済知佳さん (C)GIRLS und PANZER Finale Projekt
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「ガールズ&パンツァー 最終章 4D ~第1話+第2話~」の完成披露試写会に登場した(左から)植田佳奈さん、渕上舞さん、原由実さん、津田美波さん、安済知佳さん (C)GIRLS und PANZER Finale Projekt

 人気アニメ「ガールズ&パンツァー(ガルパン)」の最終章の第1話と第2話をつなげ、4D版にした「ガールズ&パンツァー 最終章 4D ~第1話+第2話~」の完成披露試写会が9月26日、東京都内で行われ、声優の渕上舞さんらが登場した。渕上さんは4D版について「ガルパンはキャラクターの視点から描かれるシーンも多いので、4Dで映画を体験することによって、まさに自分自身がそのキャラクターになって、チームの一員となって戦う臨場感を味わうことができるんです。ファンの方もぜひ仲間になったつもりで見ていただければ」と語った。

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 イベントには、声優の植田佳奈さん、原由実さん、津田美波さん、安済知佳さんも登場。本編に期待することを聞かれた渕上さんは「今回はBC自由学園がかなり活躍する話なので、私にとってはやはりマリー様のスイーツがとても気になります。(自身が演じる)みほもケーキが大好きですので、甘い香りやケーキの香りがするのかな~とか気になりますが、どうなんですかね?」と笑顔でコメント。

 植田さんは「今回は(自身が演じる)桃が隊長ということでいろいろと指揮をとらせていただくのですが、戦車の中のシーンが魅力的なんじゃないかなと思います。さっきお聞きしたんですが、戦車の揺れを調整してくれているのが、元戦車乗りの方だそう。きっと本当の体験をもとにいろんな揺れ方をリアルに感じるように調整をしてくださっていると思うので、それが楽しみです」と期待を寄せていた。

 同作は、最終章の第1話と第2話がつながっているため、BC自由学園の戦いの全貌を途切れることなく楽しめるという。BC自由学園のマリー役の原さんは「正直、めちゃくちゃうれしいです。第1話は中盤から出てきて、第2話の割と前半で決着が着いてしまうので、夢中になって見ているせいか、どちらもあっという間に終わってしまう感じがあるんですよね。そこを続けてじっくり見ることができるのはうれしいよね」とコメント。

 津田さんも「やっぱり、第1話、第2話で活躍させていただいたということで、“改めてBCに注目してくれ”という気持ちはありますね。(自身が演じる)安藤と(安済さんが演じる)押田の仲も深まっていますからね」と話し、安済さんは「お待たせせずに、二人の仲をお見せできますから、そこが見どころです」と笑顔で語った。

 続けて、渕上さんと植田さんが、大洗女子学園側として期待するポイントを語る場面も。渕上さんは「今回、桃ちゃんが隊長として頑張ってくれているので、桃ちゃんの心の動きを第1話と第2話でつながって見ることができるというところが一つの魅力ですね。なかなか慣れない“パンツァー、フォー!”からの、おうちでお姉さんしているところとか、本当に彼女の生き方、桃ちゃんの成長という部分を見ていただけるんじゃないかなと思っています」と話した。

 植田さんは「桃的には今回は残念ながら成績がよくないという事情で、大学に行くために隊長として頑張るという部分があるんですが、そこに新しいサメさんチームというキャラクターが仲間になって、その交流も描かれ始めている。彼女たちとなぜこんなに仲がいいのか、なぜ桃をこんなに慕うのかは、これから描かれていく物語でもあるので、そのあたりを見ていただけるとうれしいですね」とアピールした。

 「ガルパン」は、戦車を使って戦う“戦車道”が華道や茶道などと並んでたしなみとされる世界を舞台に、少女たちが力を合わせて戦車道の全国大会優勝を目指す姿を描いている。テレビアニメが2012~13年に放送され、劇場版アニメが2015年に公開された。

 最終章の第1話が2017年12月、第2話が今年6月15日に上映された。

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