サザエさん:20年後の“ワカメ”松岡茉優の彼氏“貝塚”役に中林大樹 実写ドラマオリジナルキャラ

スペシャルドラマ「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」にワカメの恋人である貝塚タケシ役で出演する中林大樹さん (C)フジテレビ
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スペシャルドラマ「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」にワカメの恋人である貝塚タケシ役で出演する中林大樹さん (C)フジテレビ

 フジテレビ開局60周年記念とアニメ「サザエさん」の放送50周年を記念したスペシャルドラマ「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」で、俳優の中林大樹さんが、20年後のワカメ(松岡茉優さん)の恋人である貝塚タケシ(32)を演じることが10月15日、分かった。貝塚タケシは、ドラマオリジナルキャラクターとなる。

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 貝塚タケシは、ワカメ(29)より三つ年上の敏腕営業マン。ワカメが勤めるアパレル会社と取引があり、仕事でアパレル会社を訪れた際にワカメと出会い、貝塚が一目ぼれ。貝塚の真面目で誠実な人柄に、ワカメも好意を抱くようになり、2人は付き合うことになった。性格のみならず、スラッとした長身でスーツを着こなす貝塚はワカメの自慢の恋人で、デートの時はワカメのおしゃれ心にもいっそう気合が入る。また、“いつか、たくさんの人に愛される服を自分がデザインする”というワカメの夢を心から応援している。

 交際1年が過ぎた頃、貝塚はワカメに「大事な話がある」といい、海外に転勤を言い渡されたこと、そしてワカメに一緒についてきてほしいと告白する。仕事か結婚か、ワカメは人生最大の岐路に立つことに……という展開。

 ドラマは、“20年後の磯野家”をオリジナルストーリーで描く。いつも明るく笑い声の絶えなかった磯野家も、20年がたち、家族一同が会う機会を持つことも難しくなっていた。すれ違う家族の仲を修復しようと、サザエは町内の盆踊り大会へ久々に家族全員で行こうと計画を立てる。果たして、サザエのおせっかいは家族に届くのか。磯野家の笑顔を取り戻せるのか……というストーリー。

 天海祐希さんがサザエ、西島秀俊さんがマスオ、濱田岳さんがカツオ、松岡さんがワカメ、成田凌さんがタラオ、市毛良枝さんがフネ、伊武雅刀さんが波平、桜田ひよりさんが“幻の8人目の家族”ヒトデ、小手伸也さんが穴子、八嶋智人さんが波野ノリスケ、森矢カンナさんが花沢さんをそれぞれ演じる。11月24日午後8時に放送。

 ◇中林大樹さんのコメント

 ――貝塚役のオファーを聞いた際の感想は?

 サザエさん!? ワカメちゃんの恋人!? 驚きとうれしさと不安で、正直ごちゃごちゃでしたね。やはり「サザエさん」は国民的アニメですからイメージがしっかりあるので、どうしたらあの世界観に溶け込めるかなと。

 ――貝塚を実際に演じて、撮影はいかがでしたか?

 貝塚はドラマのオリジナルキャラクターなので、話し方や特徴が原作にない分、いろいろと考えて現場に入ったんですが、ワカメを演じる松岡茉優ちゃんが、本当に20年後のワカメちゃんとしてそこにいて、その説得力に驚きました。そのお陰もあり、お芝居をした瞬間に貝塚役がスッと自分に落ちた感じがしましたね。

 ――見どころなど、視聴者へメッセージを。

 各世代それぞれの悩みや、幸せのあり方。私たちが普段の生活の中で直面することを磯野家の人々を通して見ることができると思います。時が過ぎると共に家族のあり方も変わっていくなかで、ずっと変わらないものもあったり、あったかい気持ちになれる作品になっています。ぜひご家族そろって見ていただきたいですね。

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