染谷将太:主演映画「最初の晩餐」の公開に感慨 「一番おいしい形でお届けできた」

映画「最初の晩餐」の公開記念舞台あいさつに登場した染谷将太さん
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映画「最初の晩餐」の公開記念舞台あいさつに登場した染谷将太さん

 俳優の染谷将太さんが11月2日、東京都内で行われた主演映画「最初の晩餐」(常盤司郎監督)の公開記念舞台あいさつに、戸田恵梨香さんや森七菜さんらと登場。今作は1日に公開初日を迎え、染谷さんは「やっとみなさまにお届けできて、本当に感無量です。7年前から(この企画が)始まり、自分は5年前にこのお話をいただき……。本当に熟して、一番おいしい形でみなさんにお届けできたと思っています」と感慨深い表情で喜びを語った。

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 また、主人公・麟太郎の子供時代のシーンの感想を聞かれると「最高でした。本当にあの空気感が好きで、自分がやりたかったなと思うぐらい、楽しそうで(笑い)。大人になってから(の麟太郎)は葛藤、葛藤で、悩んでばかりの役だったので」と苦笑まじりに語っていた。舞台あいさつには斉藤由貴さん、永瀬正敏さん、楽駆さん、常盤監督も出席した。

 映画は、父親の遺言により目玉焼きから始まる通夜振る舞いを通じて“家族になる瞬間”を、過去と現在を交えて描く。父の日登志(永瀬さん)が亡くなり、カメラマンの東麟太郎(染谷さん)は葬儀のため帰郷する。通夜の準備中、母のアキコ(斉藤さん)が通夜振る舞いの弁当をキャンセルし、目玉焼きを作り始める。麟太郎や姉の美也子(戸田さん)らが戸惑う中、次々と運ばれてくるのは父が遺したノートを基にした思い出の料理だった。父との時間がよみがえり、次第に家族も知らなかった秘密が浮き彫りになる……というストーリー。

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