松竹、松竹芸能、松竹エンタテインメントの3社による大型合同オーディション「松竹ジャパングランプリ 全国オーディション 2019」の最終審査が11月17日、東京都内で行われ、神奈川県出身の中学生、古川あかりさん(13)がグランプリに輝いた。古川さんは「本当に(グランプリを)とれると思っていなかったので、びっくりしたましたが、今はとても幸せな気持ちでいっぱいです」と受賞を喜んだ。
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約2000人の応募者から選ばれたファイナリスト24組が参加した最終審査では、各ファイナリストが3分間の自由演技を行った。ミュージカル女優志望の古川さんはミュージカル「モーツァルト!」の「ダンスはやめられない」の歌を披露した。松竹芸能・松竹エンタテインメントの関根康社長は、古川さんについて「ファイナリストに残った方々は才能にあふれている人ばかりだった。その中でも素晴らしかった」とコメントした。古川さんは受賞特典として、松竹芸能もしくは松竹エンタテインメントの専属契約と、松竹配給作品への出演権を獲得した。
一人芝居を披露した東京都出身の20歳の花岡芽佳さんはmysta賞と審査員特別賞をダブル受賞。花岡さんは「まだまだいたらないですが、声優として立派になれるように頑張っていけたらと思っています」とコメント。その他にも、大阪府出身の14歳の戸谷莉菜さんが審査員特別賞、18歳のカタヤナギ ニセンさんと10歳のカタヤナギ カレンさんのコンビ「迦爾(カニ)さん」が松竹芸能賞を獲得した。
オーディションは札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、博多、新潟、広島の全国8拠点で開催し、応募者全員に面接を実施。多くの人に応募してもらうため、応募資格は0~100歳、副業オーケー、顔写真なしオーケーといった条件で受け付けた。