特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズの劇場版最新作「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」(12月21日公開)の追加キャストが11月24日、発表された。
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タイムジャッカーの歴史介入により、ヒューマギア(AIロボ)に人間が支配された世界で、対人工知能特務機関「A.I.M.S.(エイムズ)」の刃唯阿(仮面ライダーバルキリー、井桁弘恵さん)と不破諫(仮面ライダーバルカン、岡田龍太郎さん)をサポートするレジスタンスメンバーや避難民といった、台本上には出てこないキャラクターを演じる10人。
ジャパンアクションエンタープライズ出身で、フジテレビのバラエティー「逃走中」のハンター役としても活躍する笠原竜司さん、グラビアアイドルの鈴木ふみ奈さん、日本の特撮の大ファンという外国人スタントマン、トム・コンスタンタインさん、「仮面ライダーゼロワン」の主人公・飛電或人(高橋文哉さん)のギャグ指導を担当するお笑い芸人のハッピー遠藤さんらが名を連ねている。
同作でメガホンをとった杉原輝昭監督は、「今回の映画は『夢』という大きなテーマがあります。或人が夢見ているヒューマギアと人間の関係性を、歴史改変された世界の中でも描いています。そのため、台本には特になかったのですが、“ヒューマギアに支配された世界”で「レジスタンス側に加担するイズとレジスタンスの関係性が映画を通して好転していく」というシーンを追加で入れたいと思いました」と説明する。
「そのため作品の中で大きく心境が変化するレジスタンスの面々の印象を残さなければならないと思い、個性的な方々をキャスティングさせていただきました。衣装合わせの段階で演出陣で勝手にキャラ付けして衣装や持ち道具を設定したのですが、撮影日当日にできあがってきたレジスタンスの面々を見た時は『そう! これだ!』って思いました」と明かす。
「撮影中にも貪欲に僕の欲しいものに答えてくれて、アクションシーン、芝居、さらにはアフレコまで素晴らしかったです! イズと彼らの関係性の変化は、胸アツなシーンになっていると思いますので、ぜひ劇場で見ていただきたいです。ただ、若干キャラが立ちすぎて現場ではスピンオフを撮ろうと一部スタッフの間で謎の盛り上がりも起こっていました(笑い)。できれば本編でもどこかで彼らに会いたいなと思います」と語った。
「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」は、冬の仮面ライダー映画シリーズの新作で、9月1日にテレビ放送がスタートした令和初の仮面ライダー「仮面ライダーゼロワン」の誕生の秘密が明らかにされるほか、8月25日に最終回を迎えた最後の平成仮面ライダー「仮面ライダージオウ」が選ぶ、本当の終幕が描かれるという。
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