すみっコぐらし:まんきゅう監督、大ヒットに笑顔で感謝 「足音にこだわり」

劇場版アニメ「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」の舞台あいさつに登場したまんきゅう監督
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劇場版アニメ「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」の舞台あいさつに登場したまんきゅう監督

 人気キャラクター、すみっコぐらしの劇場版アニメ「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」(まんきゅう監督)の「大ひっと御礼舞台あいさつ付き上映会が12月1日、東京都内で行われ、まんきゅう監督とすみっコたちが登場。約20日間で興行収入7億円突破というヒットを受けて、まんきゅう監督は、「『すみっコぐらし』が今年7周年で、映画を作るときもまずファンの皆さんのために作ろうと決意を固めて挑みました」と振り返り、「たくさんの方に見ていただいて本当にうれしい。ファンの皆さんだけでなく、もっと多くの方にも“すみっコ愛”が伝わったのかなって。大変うれしいです」と満面の笑みで感謝していた。

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 舞台あいさつではSNS上で募集した人気のシーンを紹介。その中の一つで、「とんかつがえびふらいのしっぽを探しに行くシーン」について、まんきゅう監督は「足音はすごくこだわり、『カラッと揚がった感じにしてください』とオーダーした。実はよく聞くと、とんかつとえびちゃんで足音が結構違い、えびちゃんの方がちょっと軽め。音の方も作り込んでいます」とコメント。

 自身のお気に入りのシーンを聞かれると、「喫茶『すみっコ』のシーン」を挙げ、「何気ない日常って一番幸せだなと思って。いつものすみっコたちの暮らしっぷりをのぞき見しているような、ちょっとほっこりするような感じが大好きです」と語った。舞台あいさつには、ぺんぎん?、しろくま、とかげ、ねこ、とんかつといったすみっコたちも登場した。

 「すみっコぐらし」は、たれぱんだやリラックマなどで知られるサンエックスから2012年に発売された人気キャラクターで、隅っこを好む寒がりの“しろくま”や、「昔はあたまにおさらがあったような」記憶がある“ぺんぎん?”などがいる。キャラクターとライセンスビジネス業界のアワード「日本キャラクター大賞2019」でグランプリを受賞した。今回の劇場アニメでは、絵本の中に連れていかれたすみっコたちの大冒険を描いている。

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