ジョジョの奇妙な冒険:荒木飛呂彦原画展の図録「JOJOnicle」が12月19日発売 展示イラスト、インタビュー収録

公式図録「JOJOnicle 荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋 クロニクル」のカバー (C)荒木飛呂彦 & LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
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公式図録「JOJOnicle 荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋 クロニクル」のカバー (C)荒木飛呂彦 & LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

 荒木飛呂彦さんの人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」の原画展「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」の公式図録「JOJOnicle(ジョジョニクル) 荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋 クロニクル」(集英社)が、12月19日に発売されることが分かった。2003年のパリでの個展から、2018~19年の東京会場、大阪会場という、これまでの原画展の記録を網羅した記念本で、展示イラストや、荒木さん、初代担当編集の椛島良介さんのインタビューなどが収録される。

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 公式図録には、長崎会場、石川・金沢会場での開催のために描き下ろされた公式ビジュアルや、長崎、金沢のご当地ガイドも収録する。B5判オールカラーの200ページで、価格は2200円(税抜き)。

 展覧会では、原画のほか関係資料を展示。国立新美術館(東京都港区)での展覧会では、展示数は210点、原画枚数は280点に及んだ。目玉企画の一つ、大型原画のほか、歴代主人公たちの冒険を振り返り作品の概要を紹介する「ジョジョクロニクル」や、主人公とライバルの対決をテーマにカラー原画と名ぜりふを組み合わせた「宿命の星 因縁の血」、登場したスタンドを集めた「スタンド使いはひかれ合う」、「ジョジョ立ち」といわれる美しいポーズにフォーカスした「JOJO’s Design」、各作品のクライマックスの原画を楽しめる「ハイ・ヴォルテージ」などのコーナーも登場した。

 長崎会場は、長崎県美術館(長崎市)で2020年1月25日~3月29日に開催。金沢会場は同年4月25日~5月23日に金沢21世紀美術館(金沢市)で開催される。

 「JOJOnicle」が発売される12月19日には、「ジョジョの奇妙な冒険」の第8部「ジョジョリオン」の最新コミックス22巻、連載誌「ウルトラジャンプ」(同)2020年1月特大号が同時発売される。コミックス22巻と「ウルトラジャンプ」は、同じモチーフでカラー違いの描き下ろしイラストが表紙を飾る。「ウルトラジャンプ」では、「岸辺露伴は動かない」の特製Tシャツが当たるプレゼント企画も実施する。

 「ジョジョの奇妙な冒険」は、1986年にマンガ誌「週刊少年ジャンプ」(同)で連載が始まった人気マンガ。数世代にわたる個性的な悪人たちとの戦いを描いた壮大なストーリーや独特の擬音を用いた表現や立ちポーズが人気を博し、現在は「ウルトラジャンプ」で第8部「ジョジョリオン」を連載中。2017年には、第4部を山崎賢人さん主演で実写化した映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」(三池崇史監督)が公開された。

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