織田裕二：“頭取出世”にしみじみ　「こんなに変わるのかと」　ドラマ「頭取 野崎修平」舞台あいさつ

　俳優の織田裕二さんが12月20日、東京都内で開催された、WOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW　頭取 野崎修平」の舞台あいさつに登場。織田さんは2018年に放送された「監査役 野崎修平」では、鑑査役の主人公を演じたが、今作では頭取に出世。「ペーペーから頭取になり、同じ人物なのに役職が違うと、すごく景色が違いました。同じ野崎修平というキャラクターなのに、役職によってこんなに変わるのかというのは、なかなかない機会でした」としみじみ語っていた。

ウナギノボリ

「光る君へ」より昔！　最も古い時代の大河ドラマは？　1976年「風と雲と虹と」のあらすじ

　また織田さんは、続編が決まった時の心境を「うれしかったですね、前回は久しぶりにペーペー役で、大先輩の古谷（一行）さんたちの中でやらせていただいて、すごくうれしかったです」と明かし、「（前回は）非常に家に帰ってビールを飲んで、毒を出さないと寝られない毎日だったので、これが新橋で一杯やっていく気持ちなのかなと思っていました。アレがまた来るのかと、一瞬ドキッとしました」と、冗談交じりに振り返っていた。

　舞台あいさつには松嶋菜々子さん、風間俊介さん、小澤征悦さん、権野元監督も出席した。

　2018年に放送された「監査役 野崎修平」は、周良貨さん原作、能田茂さん画の経済マンガ「監査役野崎修平」（集英社）が原作。バブル経済が崩壊し、金融当局が従来の政策を大転換させる“金融ビッグバン”に銀行業界が直面した1990年代末を舞台に、正義を貫くため奮闘する一人の銀行員・野崎修平の活躍を描いた。

　続編「頭取 野崎修平」では、荒廃した銀行に頭取としてカムバックした野崎が、社会に貢献できる理想的な銀行づくりを目指して、常務の立川祥子（松嶋菜々子さん）や融資部の石原俊之（風間俊介さん）らと共に改革に乗り出す……という内容。

　ドラマは2020年1月19日スタート。WOWOWプライムで毎週日曜午後10時に放送。全5話で第1話は無料放送。