交響詩篇エウレカセブン:劇場版完結編「EUREKA」は「エウレカに寄り添う話」 手描きでロボアクションも

「ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」の上映会に登場した(左から)南雅彦プロデューサー、京田知己監督、名塚佳織さん
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「ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」の上映会に登場した(左から)南雅彦プロデューサー、京田知己監督、名塚佳織さん

 - 2005~06年に放送されたテレビアニメ「交響詩篇エウレカセブン」の劇場版アニメ第2作「ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」(京田知己監督)の上映会が12月23日、新宿バルト9(東京都新宿区)で開催され、京田監督、南雅彦プロデューサー、エウレカ役の声優の名塚佳織さんが登場した。京田監督は、完結編となる第3作「EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」(2021年公開)について「元々、エウレカの話をやりたかったのがこのシリーズ。エウレカという女の子の話をちゃんとやらないとこのシリーズは終わらない。できる限り、彼女に寄り添う話をやりたい」と説明した。

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 また、京田監督は「デューイ(・ノヴァク)というキャラクターをどうやって描くのか? 裏の大きな柱でした。テレビシリーズから(デューイ役の声優で2018年に亡くなった)辻谷(耕史)さんありきで作らせていただいていました。作りきることが辻谷さんへのメッセージになれば。そして、エウレカというキャラクターの落としどころをちゃんと作る。この2点を柱としてやっていきたい」と語った。

 南プロデューサーは「このご時世に、手描きでロボットアクションをやります」と明かし、2021年の公開に向けて「完全新作ということで、ちょっとお時間をいただければ……」と話した。

 「エウレカセブン」は、英雄だった父・アドロックを失ったレントンの前に、LFO(巨大人型ロボットの総称)のニルヴァーシュと反政府組織ゲッコーステイトの少女エウレカが現れ、戦いに巻き込まれていく……というストーリー。

 「ハイエボリューション」シリーズは第1作「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1」が2017年9月、第2作「ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」が2018年11月に公開された。

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