ちいかわ
第299話 拾魔(9)
12月5日(金)放送分
熊本県出身のスタッフ、声優による同県が舞台のテレビアニメ「なつなぐ!」が1月6日から放送される。2016年の熊本地震の復興支援の一環として県が制作。自治体制作のアニメが地上波で1クール放送されるのは初めて。アニメを通して県の魅力を伝える。
あなたにオススメ
朝ドラ「ばけばけ」徹底特集! 高石あかりがヒロインに
「なつなぐ!」は、本多康之さんが監督、福留俊さんがプロデューサーを務め、どめしさんが脚本を担当するなど熊本出身のスタッフが集結。女優の橋本愛さんが主人公・欅夏奈(けやき・なつな)の声優を務めるほか、声優の青山吉能さんが地元の中学生・千葉いずみを演じるなど熊本出身の声優が出演する。
東京に住む大学生の夏奈が、熊本地震で連絡が取れなくなった友人を捜すために熊本を訪れ、地元の中学生のいずみをはじめとする情に厚く個性豊かな人々と出会い、成長する姿を描く。第1話はTOKYO MXで1月6日深夜1時35~40分、熊本放送で1月9日深夜0時53~58分に放送。全12話。
熊本県はこれまでも震災復興のため、「ONE PIECE(ワンピース)」「夏目友人帳」「ケロロ軍曹」などともコラボしてきた。その中で、サブカルチャーの力を実感したといい、熊本県知事公室の広報グループの渡辺拓也さんは「アニメやマンガは日本の文化として世界中で愛されている。情報発信力が優れている」と話す。
県がアニメ制作に全面協力することで「どうやって熊本県の魅力を伝えるのかを一緒に考えたかった」という。渡辺さんは、一方で「地震を強調し過ぎず、バランスに気を付けた」とも話す。「アニメを見た方が熊本に興味を持ってもらうことを優先し、悲観的になり過ぎず、前を向いて頑張っている」ところを見せていこうとした。
同グループの米田宏之さんは「震災の記憶が風化しつつある中で、これまで支援してくださった方々に感謝の気持ちを伝えつつ、熊本県の魅力を伝えていきたい」とも語る。「なつなぐ!」はさまざまな思いの詰まったアニメになりそうだ。
テレビアニメ「呪術廻戦」第1期、「チェンソーマン」など人気作のオープニング映像を手がける山下清悟さんの初の長編監督作となるオリジナルアニメ「超かぐや姫!」のメインテーマ「Ex-O…
「月刊デザート」(講談社)で連載中のやまもり三香さんのマンガが原作のテレビアニメ「うるわしの宵の月」が、TBS系で2026年1月11日から毎週日曜午後4時半に放送されることが分か…
アニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」のガンダム・バルバトスのフィギュア「METAL BUILD ガンダムバルバトス(第4形態)+ブーメランメイス」(バンダイスピリッツ)…
「BEASTARS」で知られる板垣巴留さんのマンガが原作のテレビアニメ「SANDA」が、MBS・TBSほかの深夜アニメ枠「アニメイズム」で放送されている。超少子化時代を迎え、子ど…
キングレコード、アリア・エンターテインメント、タカラトミーが共同で手掛けるオリジナルテレビアニメ「プリンセッション・オーケストラ」と「戦姫絶唱シンフォギア」がコラボすることが12…
2025年12月06日 04:00時点
※TVer内の画面表示と異なる場合があります。