アイドルグループ「欅坂46」のキャプテン、菅井友香さんが1月14日、東京都内で行われた舞台「飛龍伝2020」の公開けいこと会見に登場。これまでに富田靖子さん、牧瀬里穂さん、石田ひかりさん、内田有紀さん、広末涼子さん、黒木メイサさん、桐谷美玲さんと、人気女優が演じてきた神林美智子役の“8代目”に選ばれたことについて、菅井さんは、「このチャンスをいただけると聞いた時はびっくりした」と驚きつつ、「偉大な女優さんが演じられてきた大切な役を受け継いでいけるように精いっぱい、真摯(しんし)に向き合っていきたい。プレッシャーがないと言ったらうそになっちゃうけど、前向きに頑張りたい」と意気込みを語った。
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安保闘争や恋など運命に翻弄(ほんろう)される美智子の印象については、「感情的には追いつめられることが多くて。例えるとあれですけど(欅坂46の楽曲の)『不協和音』とか『ガラスを割れ!』がずっと続いているみたいな感情。その中に喜びがあったりもしますが、それぐらい精神的にくるものはあります」とコメント。「けいこは大変なこともありますけど、欅坂の活動の中で経験してきた歌やダンス、欅坂ならではの力強いダンスが生きている部分もある。今までのものを全て舞台で出し切りたい」と力を込めていた。
「飛龍伝」はつかこうへいさんが1973年に発表した代表作で、つかさんの没後10年に合わせて行われる「つかこうへい演劇祭」の一環として上演。物語は学生運動真っただ中の1970年代の安保闘争の時代を舞台に、全共闘40万人を束ねる委員長として機動隊との最終決戦を迎えるヒロイン・神林美智子の姿を中心に描く。東京公演が新国立劇場(東京都渋谷区)で1月30日~2月12日、大阪公演がCOOL JAPAN PARK OSAKA(大阪市中央区)で2月22~24日に上演される。
会見には、お笑いコンビ「NON STYLE」の石田明さん、俳優の味方良介さん、細貝圭さん、小柳心さん、小澤亮太さんも出席した。