劇作家の藤沢文翁さんが手掛けるオリジナル音楽朗読劇「MARS RED」が、2021年にテレビアニメ化されることが2月6日、分かった。オリジナル音楽朗読劇がアニメ化されるのは、今回が初めてという。アニメは、人気マンガ「曇天に笑う」の作者・唐々煙(からからけむり)さんがキャラクター原案を担当。唐々煙さんは、音楽朗読劇のメインビジュアルを手掛けた。また、アニメ化だけでなく、さまざまなメディアミックス展開を予定している。
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「MARS RED」は、藤沢さんが原作、脚本、演出を担当する音楽朗読劇。大正時代を舞台にヴァンパイア・ウイルスに感染し、政府に使役されるヴァンパイアたちの活躍を描く。2019年11月からマンガ誌「月刊コミックガデーン」(マックガーデン)で藤沢さん作、唐々煙さん画のコミカライズが連載されている。
アニメは、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」「BLOOD+」などの藤咲淳一さんがシリーズ構成、脚本を担当し、藤沢さんが音響監督を務める。「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」などのSIGNAL.MDが制作する。
藤沢さんは「僕の原作のMARS REDがアニメとなり日本や世界へ飛び立つことになりました。音楽朗読劇として産声を上げた本作が、唐々煙先生の絵でマンガ化され、アニメ化されたことは新たなるメディアミックスの幕開けです。また音響監督も担当することになり、音楽作曲には盟友の村中俊之氏! 全てに感謝です!」とコメントを寄せている。
唐々煙さんは「アニメ化おめでとうございます! 藤沢朗読劇の中でもMARS REDは特に設定やキャラ関係も多く、アニメで動くのを見てみたいと思っていたので、今からめちゃくちゃ楽しみです。いろんな人が一丸となって作り上げているこの世界、その中にいさせてもらっていることを心からうれしく思います。見てね!」と語っている。
原作:藤沢文翁▽監督:羽多野浩平▽シリーズ構成・脚本:藤咲淳一▽キャラクター原案:唐々煙▽キャラクターデザイン:竹内由香里▽音響監督:藤沢文翁▽音楽:村中俊之▽アニメーション制作:SIGNAL.MD
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