サイダーのように言葉が湧き上がる:17歳が主人公の劇場版アニメに井上喜久子参戦 「誰でもこころは17歳!!」

劇場版アニメ「サイダーのように言葉が湧き上がる」で声優を務める井上喜久子さん(左)と演じる藤山つばきのビジュアル (C)2020 フライングドッグ/サイダーのように言葉が湧き上がる製作委員会
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劇場版アニメ「サイダーのように言葉が湧き上がる」で声優を務める井上喜久子さん(左)と演じる藤山つばきのビジュアル (C)2020 フライングドッグ/サイダーのように言葉が湧き上がる製作委員会

 アニメ関連の映像や音楽を制作するレーベル「フライングドッグ」の設立10周年を記念した劇場版アニメ「サイダーのように言葉が湧き上がる」(イシグロキョウヘイ監督、5月15日公開)に声優として井上喜久子さんが出演することが2月17日、明らかになった。井上さんは、主人公チェリーの俳句の師であるフジヤマ老人の娘、藤山つばきを演じる。

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 同作は、17歳の少年が主人公で「17回目の夏」「17音の言葉」がキーワードとなっている。井上さんは、イベントなどで「井上喜久子、17歳です」とお決まりのあいさつを披露する“永遠の17歳”。「いろいろなことに悩む17歳。キラキラとまぶしいくらいにすてきな少年少女たち。切なくて甘酸っぱい日々をこの映画で思いっきり感じていただきたいです! たくさん笑って、たくさん泣いて……誰でもこころは17歳!!」とコメントを寄せている。

 「サイダーのように言葉が湧き上がる」は、人とのコミュニケーションが苦手な俳句少年のチェリーと、コンプレックスを隠すためにいつもマスクをつけている少女のスマイルが出会い、言葉と音楽で距離を縮めていく様子が描かれる。「四月は君の嘘」などのイシグロさんが監督を務め、「ひるね姫~知らないワタシの物語~」などのシグナル・エムディとCG制作会社のサブリメイションが製作する。

 歌舞伎俳優の市川染五郎さんが声優初挑戦で主人公チェリーを演じ、女優の杉咲花さんがヒロインのスマイルの声優を務めるほか、山寺宏一さん、花江夏樹さんらが声優として出演する。

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