映画興行成績:アカデミー受賞「パラサイト 半地下の家族」が6週目で初の首位 「1917」は2位発進

映画「パラサイト 半地下の家族」の一場面(C)2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED
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映画「パラサイト 半地下の家族」の一場面(C)2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

 2月17日に発表された15、16日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、「第92回アカデミー賞」で、韓国映画として初めての受賞となった作品賞をはじめ、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の4部門を獲得するという快挙を成し遂げた「パラサイト 半地下の家族」(ポン・ジュノ監督)が、全国公開から6週目で首位を獲得した。土日2日間で約25万9000人を動員し、興行収入は約3億7200万円を記録。累計では、動員で178万人を突破し、興行収入も25億円に迫っている。2005年に公開され、韓国映画としては歴代1位の「私の頭の中の消しゴム」の興行収入30億円に迫る勢いを見せている。

ウナギノボリ

 続く2位には、「第92回アカデミー賞」で撮影賞、録音賞、視覚効果賞を受賞し、本年度の「ゴールデングローブ」賞では作品賞と監督賞に輝いた「1917 命をかけた伝令」(サム・メンデス監督)が初登場でランクイン。土日2日間で動員約12万4000人、興行収入約1億8100万円をあげ、公開初日から3日間の累計では、動員で約17万8000人、興行収入で約2億5300万円を記録した。ほかにも初登場では、俳優の大泉洋さんと女優の小池栄子さんのダブル主演の「グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~」(成島出監督)が7位に入った。

 累計では、今回6位の劇場版アニメ「アナと雪の女王2」(クリス・バック監督、ジェニファー・リー監督)が、動員で103万人、興行収入で132億円を突破している。

 1位 パラサイト 半地下の家族
 2位 1917 命をかけた伝令
 3位 犬鳴村
 4位 ヲタクに恋は難しい
 5位 AI崩壊
 6位 アナと雪の女王2
 7位 グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~
 8位 キャッツ
 9位 劇場版 騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー/魔進戦隊キラメイジャー エピソードZERO
 10位 カイジ ファイナルゲーム

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