フルーツバスケット:テレビアニメ第2シーズンに原作・高屋奈月「いちいち泣けて…」 “進んで行く”ビジュアルも

テレビアニメ「フルーツバスケット」第2シーズンのキービジュアル (C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会
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テレビアニメ「フルーツバスケット」第2シーズンのキービジュアル (C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

 高屋奈月さんの人気少女マンガが原作のテレビアニメ「フルーツバスケット」の第2シーズンのキービジュアルと、アニメの総監修も務める高屋さんのコメントが3月4日、公開された。高屋さんは、第2シーズンのシナリオ確認の際に「確認するたびにいちいち泣けて『誰がこんな……こんなしんどい……こんな話を…………私だ……』を頻繁に繰り返した」といい、「映像やら声やら音楽やらもろもろついたら、自分の体の水分量が枯れて大変なことになるのでは……?とそこが少し心配です」とコメントを寄せている。

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 キービジュアルは、本田透や草摩由希、草摩夾らが海辺を駆ける姿が描かれており、「進んで行く、前へ。信じていける、きっと。」というキャッチコピーが添えられている。第2シーズンが、4月6日にテレビ東京、テレビ大阪ほかでスタートすることも発表された。

 「フルーツバスケット」は、マンガ誌「花とゆめ」(白泉社)で1998~2006年に連載。唯一の家族だった母を亡くし、テントで暮らしていた女子高生の本田透が、同級生の草摩由希の家に住み込むことになる……というストーリー。草摩家の人々は、異性に抱きつかれると十二支のもののけに変身する。

 2001年にもテレビアニメが放送されたが、新作はスタッフ、キャストが一新され、初めて全編がアニメ化される。第1シーズンは、2019年4~9月に放送された。

 ◇高屋奈月さんのコメント

 このたびはアニメ・フルーツバスケット2nd season放映おめでとうございます。1st seasonに引き続き制作に携わるすべての方々に感謝するとともに、多くの視聴者の皆々様の元に届いていく様子を見守ることができるのがとてもうれしいです。

 正直言いますと作者のくせに割とふわあ……と忘れているところがちょこちょこありまして(なにせ原作終了して十何年もたっておりまして)そのせいか2nd seasonのシナリオ確認の際は、確認するたびにいちいち泣けて「誰がこんな……こんなしんどい……こんな話を…………私だ……」を頻繁に繰り返したので、映像やら声やら音楽やら諸々ついたら自分の体の水分量が枯れて大変なことになるのでは……?とそこが少し心配です。

 迷子が迷子でなくなるまでの、だけどだからこそ思いっきり迷子が迷う、模索しながら進んでいこうとする2nd seasonのキャラクターたちをどうか皆さんにも見守ってもらえたなら幸いです。そしてそんな姿を愛してもらえたなら幸いの極みです。一視聴者として私も楽しみにしております。

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