サイダーのように言葉が湧き上がる:17歳の夏、出会い、疾走… 劇場版アニメの予告編公開 大貫妙子の劇中歌も

劇場版アニメ「サイダーのように言葉が湧き上がる」の一場面(C)2020フライングドッグ/サイダーのように言葉が湧き上がる製作委員会
1 / 12
劇場版アニメ「サイダーのように言葉が湧き上がる」の一場面(C)2020フライングドッグ/サイダーのように言葉が湧き上がる製作委員会

 アニメ関連の映像や音楽を制作するレーベル「フライングドッグ」の設立10周年を記念した劇場版アニメ「サイダーのように言葉が湧き上がる」(イシグロキョウヘイ監督、5月15日公開)の予告編が3月5日、公開された。主人公の少年チェリーの17歳の夏を舞台に、ヒロインのスマイルと出会う様子や、スマイルの元へ疾走する場面などが収められている。

ウナギノボリ

 予告編で、バンド「never young beach」が担当する主題歌、シンガー・ソングライターの大貫妙子さんが担当する劇中歌も解禁された。大貫さんは「若い頃の志を遂げることがかなわなくても、たとえば『夢を諦めることも、勇気なんだ』と監督にお話ししました。それは挫折とは違います。70年代風でオーソドックスな曲に、そんな気持ちを込めて歌いました」とコメントを寄せている。

 「サイダーのように言葉が湧き上がる」は、人とのコミュニケーションが苦手な俳句少年のチェリーと、コンプレックスを隠すためにいつもマスクをつけている少女のスマイルが出会い、言葉と音楽で距離を縮めていく様子が描かれる。「四月は君の嘘」などのイシグロさんが監督を務め、「ひるね姫~知らないワタシの物語~」などのシグナル・エムディとCG制作会社のサブリメイションが製作する。

 歌舞伎俳優の市川染五郎さんが声優初挑戦で主人公チェリーを演じ、女優の杉咲花さんがヒロインのスマイルの声優を務めるほか、山寺宏一さん、花江夏樹さんらが声優として出演する。

写真を見る全 12 枚

アニメ 最新記事